Saturday, June 6, 2009

日本旅行記1~着物で13時間フライト

5月18日

着物で日本へ出発
朝8時Dayton発Chicago行きのフライト。彼の実家に来ていて実家から空港まで20分くらいだが余裕を持って6時には家を出発。 
朝は4時半に起きてシャワーを浴び髪を洗って着物に着替える。着物を洋服感覚で着てはいるが今回のような長時間のフライトは初めて。
長時間のフライトで座りっぱなしでもしわになりにくくもし汚しても全く気にしなくても済む着物ということでポリエステルの洗える着物に決定。 
丁度この季節に合いそうな白地に紫と花を散らした小紋で帯は半幅帯に椅子に寄りかかってペシャンコになっても気にならない貝の口で。ただ貝の口だと帯のゆるみが気になるので帯締めもつける。 長襦袢はポリエステル。 肌襦袢はなんとなく暑そうだったので省略して和装下着の上から長襦袢を直に着た。 足袋はいつもの4枚コハゼだと疲れそうなので靴下式のタビックスに。これは正解だった。
う~ん、こんな姿で飛行機に乗る人ってあまりいないよなと思いつつこれも実験と思うことにした。
髪も乱れを気にしなくて済むようにかつ、後姿も着物の命なので襟にかからないよううしろで二つに結んだだけ。
デイトンに飛行場に付き彼ママと彼パパとハグしてお別れしてセキュリティ-チェックを受けると予想した通り脇に連れて行かれ女性検査官に検査される。
時間的に2分くらい着物の上から手、腰、足などを軽くパンパンと叩きながら着物の下に怪しいものを付けていないかチェックされただけだった。最悪帯も解かれるかな~と覚悟もしていたけれど大丈夫でした。半幅帯で解かれても結び直すのは楽だけど名古屋帯や袋帯だったら結びなおすのも大変でショックだろうな。
セキュリティも無事通過して搭乗ゲートが開くのを待っていて暇だったのでこのノートパソコンを開き無線ネットを試しに探したらありましたタダのネットが。
デイトンの空港はエライ! 
しばらくニュースをブラウズしたりしているとゲートが開き搭乗した。よく見ると日本人らしき人が2,3人いる。夫の実家があるトロイ市はホンダが有り日本人が300人くらい住んでいるらしいのでホンダ関係の人かなと思う。
デイトンからシカゴまではユナイテッドの小型ジェットでよく見ると夫と席が違う。満席だったので席を替わるのはあきらめたら隣に来た人はなんとなく日本人っぽく見える人だったのでこんにちは~と声を掛けてみるとやっぱり日本人だった。無線関係の仕事をしている人でデイトンには無線のショウで毎年やって来るそうだ。
デイトンの空港は昔は原っぱの掘っ立て小屋くらいの小さな空港で今と随分違うらしい。全米各地を旅行する人で旅行話でおおいに盛り上がった。 そんな中、もう幾らなんでもそろそろ飛ぶだろうと言う頃に機内アナウンスで飛行機のメンテナンスしなければならない箇所の部品が無くて今届くのを待っているので出発が遅れるとのアナウンス。 ゲッ、シカゴのANAの乗り換えには2時間くらいしか無いんだよ~! もし乗れなかった場合はANAより出発の遅く提携会社でもあるユナイテッドのシカゴ発成田行きに振り替えられてしまうのか!? せっかく高いお金出して日系航空会社のチケット買ったのにィ~、それとも明日に振り替え? そうしたらホテルのキャンセル料もかかるし 到着してすぐ両親と弟夫婦とのディナーの約束もあるし、次の日は弟夫婦と鎌倉に行く予定だったのにどうしてくれる~、、とありとあらゆる悪い予感に襲われる。
でも隣のおじさんがアメリカのローカル線で行き先を間違えて乗ってしまったりなど面白い話をしてくれるので何とか落ち着いていられる。ちなみに昔は搭乗ゲートで今のように切符を通す改札口のような機械も無く人がチケットをもぎりで切っていたので間違ったローカル線に乗ってしまい英語の聞き取りもあまり出来なかったので空港に到着するまで自分でも気が付かなかったなんて事も数回あったそうだ。
遅延アナウンスが有ってから40人乗りくらいの機内はシーンとしていて盛り上がっているのは最後尾席の自分とおじさんくらいなもので10列くらい前にいる夫にも自分のガハハ笑いがきこえているんだろうな~と思うとおかしい。特に想定外の出来事を嫌う夫は飛行機が整備不足で遅れていることでかなりイライラしているはずだ。
20分くらいして機長から今やっとメンテナンスの部品が届きました、メンテナンスし始めます、整備員が動きまわっているのでこれは良い兆候です!などと整備の実況中継が始まった。この実況中継は状況が分からずイライラしている夫のようなお客さんには良いと思う。
最後に今やっと整備員からOKサインが出ましたぁ~! あと15分くらいで出発できそうです!とアナウンスが入り結局一時間遅れくらいで出発できた。
シカゴ到着後おじさんはシアトル経由で日本へ帰るそうで挨拶してお別れ。夫は遅れたのでイライラぷりぷりしていて分かりやすい。
シカゴの空港でインターナショナルのターミナルに行こうとして空港の案内を見るとなんとANAの名前がインターナショナル発着ターミナルの航空会社リストに載って無い。 なんだそりゃあ、、。おかしいなぁ。シカゴのオヘア空港はユナイテッドのハブでもあるので私たちはユナイテッド専用の広大なターミナルにいる。 でもよく考えたらANAはユナイテッドと提携しているのでユナイテッド専用の掲示板にもフライトナンバーが載っているかも、と見てみると案の定ユナイテッドの電光掲示板に出ていました、ANAのNH011便名が。 ターミナルも今いるユナイテッドと同じ。 乗り継ぎ時間もあまり無かったのでモノレールで移動しなければならないインターナショナルターミナルから発着しないで超ラッキー。 これはシカゴ乗り継ぎでは覚えて置くと良いかもしれない。ユナイテッドのローカル便からANAの乗り換えはとっても楽!
ただ一つの難点はインターナショナルターミナルではないので免税店が皆無に等しい。
一つだけ露天のようなお酒と香水しか売っていないショボイ免税店が一店舗のみ。
お土産を免税店で、と考えていた私たちには想定外のショックだった。
でも日本への乗り継ぎには間に合っただけでも良しとしよう。ちなみにシカゴの空港は有料のインターネットしかありませんでした。 デイトンでは無料だったのに。

ANAシカゴ発成田行きは予定通り出発。 なぜか普通のエコノミー席からスーパーエコノミーという広い席にアップグレードされた。 おそらく理由はANAがサーチャージを大幅に値下げした前に(値下げ前=約$1200、値下げ後=約$800)に購入した為だろう。
アメリカの国内便ではソフトドリンク以外の飲食は有料なので次から次へ出てくるビールやワインそして料理に夫はびっくりしていた。おかげで成田到着前までにはキリン、アサヒ、サントリー、サッポロ各社のビールを制覇して彼はキリンの一番しぼりが一番おいしいという結論を出していた。

成田へは予定通り到着。一番心配した新型インフルエンザの検疫がはじまった。
映画に出てくるようなバイオ服を着た検疫官が搭乗してきて一人一人体温をとり始めた。 もしインフルエンザに感染している人が半径5M以内にいた場合は成田に10日間も拘留されるという話だ。どうか誰も回りにいませんようにと祈るしか無い。
アメリカ国内では新型インフルエンザの毒性が低い事が判明してからは全く影響はなくマスクを付けている人もいないので日本の過剰な対応はとても異様に見えてしまう。そんな事を考えながら一時間程結果を待っていると機内の後部席に発熱した人が二名程いたらしく検疫官に連れられ機内を出て行った。 まるで犯罪者並みの注目度で気の毒だ。私達の席はエコノミーの最前列だったのですぐ解放されたが後部座席周りの人たちはこれからまた検査を受けるという。予定もあるだろうに全く気の毒としかいいようが無い。

荷物を引き取り税関を通過してからアメリカのNavy(海軍)運営の広尾にあるニューサンオーホテルにとまるリムジンバスの切符を買おうとしたら満席で次のバスは一時間半後しか無いと言う。 すぐ出発して座席があるバスはニューサンオー近くにあるというグランドハイアット行きしか無いので仕方ないがそこからタクシーで行くことに決めた。 一度家に電話する約束だったがあと5分でバスが出るというので電話はあきらめてバスに乗り込む。

久しぶりに通ったお台場近くやレインボーブリッジから眺める東京はまだまだ繁栄しているな、という印象だ。
バスから眺める夫にとっては初めてのダウンタウン東京の印象はニューヨークと比べてとても綺麗という。グランドハイアットにてリムジンバスから4つの大型トランクと手荷物を下ろしてもらってどうしようかと思っていたらホテルのスタッフが来て手伝ってくれて荷物をタクシーに全部詰め込むことが出来た。 夫はグランドハイアットホテルのスタッフにチップを払わなくていいのか気にしてたがここは日本なのでチップは無しと説明した。 でもホテルのスタッフは3人がかりでテキパキと宿泊者でもない私達の大きなトランクをタクシーに全部詰め込んでくれてやっぱりここは日本、すごいなぁと思う。
ニューサンオーホテルでは治外法権らしくライフルをかまえたガードが二人門番をしていてタクシーは入れないのでベルボーイを門まで呼んでくれて荷物をホテルまで運び込む。ミリタリーIDを出して中に入るとそこはアメリカ。アメリカ並みに空気を乾燥させていて気持ちいい。スタッフは英語が通じ支払いもドル。部屋もそこそこ大きく満足。
シャワーを浴びて横になると今にも目が閉じそうになってしまう。
しばらくしてフロントから電話があり両親がホテルのゲートに到着したそうだ。ゲートまで迎えに行きホテルの和食レストランへ行く。
再開を喜びビールで乾杯。最初メニューを見たら結構高いじゃないかという印象だったが結局2週間とちょっと日本にいたらそれでもあれは安かったんだなと思う。その後は弟夫妻も加わりにぎやかなDinnerとなりました。
さて明日は弟夫妻と鎌倉見物。 早く起きられるのだろうか。

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