2009年12月31日木曜日

怒られたゼウス

寝てる所を起こされてえっ何?もう、まぶしいなぁ、、。
右のパウの肉を少し切ってしまい昨日は病院へ。
抗生物質を飲み治療中なので傷口の舐め防止対策に夫の靴下を履かせました。 この靴下のアイディア、日本でシェパードを飼ってらっしゃるmimipi-nさんのブログからお借りしました。
mimipi-nさんの所のピーター君、とてもやさしい男の子です。 
いつかゼウスもこんな風になってくれればいいなぁ、、と思っておりましたが 昨夜はピーター君とは全く正反対の事をしてしまい、ゼウスは夫からとても怒られました。 

来客に対して吠える。 テリトリアルなジャーマンシェパードとしては仕方の無い事ではありますが、来客に対しては吠えないように訓練中、、にもかかわらずやってしまいました。
訓練の成果も出てきて最初は大丈夫でしたが、一時間後に来客がトイレへ立って出てくる時にトイレのドアの所で待ちぶせして(セコイ!)吠え掛かりました。 ドアっていうのが鬼門だったのかなぁ。 吠えるだけで唸ったり歯を見せたりはしませんが誰だっていきなり45キロのシェパードに吠えられたらビビリますよね。  お客様、ごめんなさい、、とひたすら反省です。

夫がゼウスを思い切り怒鳴った時(家に来てからこんなに怒鳴られたのは初めてでした)、見てしまったのよね、、ゼウス、顔全体を梅干ジジイのようにしわくちゃにして今まで見たこと無い意地悪顔になってました。 
へェ~  シェパードが不快感表す時ってこんなすごい顔になるんだ。 写真に撮りたかったゾ、なんて何考えてるんだ、私。

笑っちゃったのが夜も更けて来客が帰宅する時に『ヒィ~ン、ヒィ~ン』まだ行かないで~とゼウスが玄関の所でお客さんに甘えて一緒に見送ったのです。 
アンタ、、、吠えたくせに! 何考えてるんだ。 良く分からん。

来年の目標=来客に吠えない 目標達成に向けてがんばるぞ!

2009年12月29日火曜日

体感温度マイナス22度

ここNY州Rome,何と言っても冬は極寒の地。
それでも、ゼウスの運動は欠かせません。 調べた所こんな温度でも外に一日中出っ放しにしない限り遊ぶくらいなら犬には問題無いそうです。 

このクソ寒い中、今日も裏庭で午前中45分、午後30分ボール投げをしました。 ボールを二個使いにしてゼウスがボールを取ってきて私の足元に置いたら次を即投げるので時間は短いけれど体力の消耗には丁度良さそう。

本当は午後も45分は遊びたかったのですが私が凍傷になりそうだったので早めに切り上げました。 ゼウスはもっと遊んで欲しそうでしたが、、。大丈夫なのかなぁ。 ジャーマンシェパードでもゼウスはロングコートではなく、背中の毛はワサワサしてますがそれ以外は結構ショートコートなんです。

私は、と言えば上下をユニクロのヒートテックで固め、その上にスキー用タートルネックシャツ、さらにその上からフリースを二枚も重ね着して最後にスキー用ジャケット・パンツを着こんでとんでもない着膨れ状態で挑みました。 
でもって、キャップを深く被りさらにフェイスマスク着用。 何者?誰かに見られたらすごく怪しい人状態です。でもセントラルニューヨークの寒さはやっぱり侮れないのです。

2009年12月23日水曜日

主従関係

ゼウスが家に来てからもうすぐ二週間になろうとしてます。  大型犬を飼う上で気になるのが主従関係。
体重も体力勝負でもほぼイコール(体重?ホントカ?いや、でも近いんです、、と言う事にしておこう)、でも犬は骨を噛み砕く事ができる顎と牙を持っているので素手だと人間の方が不利。  こんな事想像したくはないですがもしも私とゼウスが戦う事になったら武器が必要になってしまう。

いざという時、人間の言う事を聞くように主従関係ははっきりさせておかないといけない事は分かってます。
でもついそれに気を取られるあまり、最初の一週間はっきり言って私とゼウスの関係はぎこちないものでした。
本当はもっともっとかわいがってあげたいけれど、もしも気を許し過ぎて私を主人と思わなくなくなったらどうしよう、、という恐怖と常に向かい合わせでした。 不安なあまりあちこちのシェパード飼育のウェブサイトを読みまくりました。

黒いアイラインの目が怖く見えるかもしれませんが本当はつぶらな瞳デス。
でも、二週間目に入りそんなぎこちの無さもふっとんでしまいました。 理由はゼウスとの関係に不安を持った頃、基本に返りゼウスの里親用の育児書をもう一度じっくりと読んでみたのです。 最初の二週間はもらわれたシェパードは新しい家でとても不安に感じているので愛情はたっぷりと注いであげて信頼関係をまず築いてから 服従訓練に入るよう書いてありました。

他のシェパードの飼育サイトなどでは最初が肝心で決して甘い顔を見せてつけあがらせてはイケナイ! という説もあり心配したのですがやはりゼウス実家の指示に従う事にしました。 

今は私自身のゼウスに対する不安が消えて信頼関係、絆が出来て来ているのでは思ってます。

先日訓練士さんが来た時に主従関係の不安を相談した所、その日訓練士さんが観察した限りではゼウスはあなたの事をしっかり主人だと認めているから心配しないように、、と言われました。

やっぱりそれぞれ千差万別のシェパードの飼育方法があるのですね。

2009年12月22日火曜日

今日は起きてるよ

いつも寝てばかりの写真なので今日は起きてる、というか起こしました。
この時間帯は私はネット、ゼウスは食後の休息タイムなので寝てる写真しか取れなかったのです。起こされて仕方なさそうにカメラ目線なゼウス顔がとんがっているので何かに似てると思ったらキツネでした。
あ~あ、こんな事書いてたらまた寝てしまいましたが。昨日の午後、ドッグランへ行くとおとなしそうなテリアが二匹遊んでたのでゼウスも遊ばせました、小さい子に優しいので助かります。 しばらくしてテリアとバイバイしてドッグランはラッキーにも貸切状態。 
しかし、、15分後にとてもハイパーテンションなビーグルっぽい犬が来ました。 
ビーグル、あまりにテンション高くて私にも飛び掛って遊ぼう遊ぼう、のジェスチャー。 飼い主(中年の男性)、何も言いません。 
おいおい、自分の犬くらいコントロールしろよ! 飼い主も変な人でドッグランに入ってくるなり『I love ジャーマンシェパード!!!』って叫びながら走り寄ってゼウスに抱きついたので心臓がバクバク飛び出しそうになりました。 

ゼウスは外では人慣れしてるので人を怖がったり噛んだり吠えたりしないはずですが、いきなり抱きつかれたら犬だってビックリして何するか分からないじゃない。 とりあえずゼウス、おとなしく撫ぜられていてほっとしましたが私の方が怒り心頭で、さっさと変な飼い主とハイパーなビーグルから離れて遠くでゼウスと遊ぼうとしまた。 でもビーグルが何処にでも付いてきてゼウスにも私にもしつこく飛び掛って来るし。 ビーグル飼い主は遠くから見てるだけ。

ゼウスはしつこいビーグル君とちょっと遊んであげたり、知らん振りしてましたが、とうとうあまりのしつこさに『寄ってくるんじゃねーよ!』 というゼウスのジェスチャーを見逃さなかった私。 これはヤバイと感じてドッグランから退場しました。  ドッグランから出たら、ゼウスによくがまんしたね、いやな思いさせてごめんよ、即退場しなかった私が悪かったね、と話しかけました。

いろんな人がパブリックのドッグランにはいるので変な飼い主が来たら即退場するのが一番良いんだな、と勉強にはなりました。
 

2009年12月21日月曜日

Obedience Training

コンピュータルームでネットをしているとゼウスは私の足元でいつも伸びてます。 こんなんでいいの~って言われちゃいそうですが、朝起きてから10分間裏庭の散歩、午前中一時間裏庭・近所でジョギングや散歩、午後一時間ほとんど貸切状態のパブリックドッグランでボール遊びをして、夜は夫が家の中で遊ばせてます。 おかげで毎日私が疲れてしまいよく眠れます。

昨日はObedience Training(服従訓練)の訓練士さんに来てもらいました。
課題はお客さんが来た時に吠えないようにする、です。

実は 土曜日の午後友達が遊びに来たのですが ドアを開けた途端に来客へゼウスがワンワカ、ワンワカ吠えまくり。 まさに、お前なんか大っキライ 帰れ帰れ! コールです。 ゼウスとは一緒に買い物へ行ったり(犬と一緒に行けるペット屋さん)ドッグランへ行ったりしていて他人や他犬に向かって吠える事は一度も無かったのでとてもショックでした。
私が来客と仲良くするジェスチャーを見せても叱っても全く聞く耳もたず。 ますますワンワンワン、、、と激しく怒ります。

結果、来客はディナーを食べる事も出来ずに30分で退散! させてしまったゼウスでした。
 
シェパードにはテリトリーを守る本能が強いから来客=侵入者とみなしたのです。 日曜日は訓練士さんが来る日なので来客時のコントロール方法の特訓。 まあ、最初はおやつで釣る訳ですが何回か続けて行くうちに来客に対するポジティブな発想が芽生えるという事です。 

何回か練習してから最後は訓練士さんが来客になりすましてテストをしました。 最初は吠えますが おやつと共にコマンドを聞くようになってだんだんと吠えは短くなりました。 同じ練習を覚えるまで続けなければならないので来客はしばらくの間無理かもしれませんが、たった一日で目を見張る改善でした。 

このおやつ作戦、夫は最初から犬をおやつで釣る事には反対。 でもアメリカではPositive Reinforcement といっておやつや撫ぜる(どこでも良い訳ではなく、最初に犬の好みの撫ぜられる場所を探さなければならない)といった報酬でコントロールする事が今は主流です。 

もしかして訓練士さんとぶつかるかな?と訓練前からこちらがはらはらしていましたがシェパード専門の訓練士さんが以外にも高齢の婦人だった為(多分50代後半か60代初め)逆らう事無くゼウスと共に神妙に言うことを聞いておりました。 よかった~。 

実は夫、お婆ちゃんっ子だったので高齢の婦人には逆らえないのデス。 へへへ。 ばらしちゃった。

2009年12月15日火曜日

はじめての動物病院

家に来てから初めて動物病院へチェックへ行きました。
う0このサンプルも持参で行かなければならないので朝からう0こ拾い。 拾ったブツは厳重に二重のビニールへ入れ、自分が手を洗っている間にキッチンカウンターへ置いておいたら忘れてしまい、夫が見つけて『げぇ~、、』 朝から面白かったです。

動物病院、車で10分くらいの所にあります。 先生が三人いるらしく、若い女医さんに当たりました。 
ゼウスが先生を怖がっているらしくなかなか先生に口を触らせてくれません。 先生が触ろうとすると左右に首を振ってすごくいじわるをします。 唇らしきものが赤く腫れてるから見て欲しかったのに。 触診が出来ないので口の出来物はしばらく様子を見ましょう、、で終わってしまいました。 

先生自身も大きなシェパードなので訓練済みなのか? しつけ訓練はシェパードの専門家に見てもらうのか? などなどしつこく聞かれました。
もちろん、全て手配済みですが。 
食べ物に関しても意見が合わず。 手作り食は菌が沸くし栄養価も素人では分からない等、しきりにコマーシャルフードを勧められてしまいました。 栄養価もきちんとデータ取って肉の一つ一つきっちり計りで計ってあげてますが、、。
後で病院からのレシートを見ると、先生が勧めたコマーシャルドッグフードのメーカーが病院のスポンサーらしく宣伝がプリントされてました。 なんだか信用できないな~。 
今日はとりあえず血液検査をして毎月あげる犬の薬を出してもらっただけでおしまい。 でも次から違う病院へ行こうっと。

あと、その病院との相性が悪いのか運が悪いのか、今までゼウス人馴れしてたのに病室から出て待合室に入ったとたんに、男性(全く面識無し)に吠え掛かり叱りました。 でもなぜだろう? 理由が知りたい。

病院で疲れたのか家に帰ったとたん、あちこちの床で寝てました。

2009年12月14日月曜日

犬のお父さん

今朝の朝食は鶏の骨付き胸肉8オンスとドッグフードを9オンス、トータルで1ポンドなり。
時間をかけて少しずつドッグフードの割合を減らし、最終的には生肉(内臓含む、、オェ~)+生骨+火を通し柔らかくした野菜にするつもりです。 骨付き生肉、今まで食べた事無いらしいから大丈夫かと心配しましたが一緒に出したドッグフードよりも先にたいらげてました。

夫がドアの前でコートを着ていると、急に『ヒィ~ン、ヒィ~ン』と悲しそうに鳴くゼウス。 ああ、出勤だって分かるんだね。 でも、ご飯をあげてるのも、お世話してるのも私なのにサ。

彼が出勤した後もしばらく『ヒィ~ン』と家中探してました。 男同士気が合ったのかしら? 

でもしばらくコンピュータールームにこもっていると遊ぼう!ってやって来ましたョ。
ちょっとボールで遊んでからコンピュータールームで本を読んでるといきなり『モ~ウ~』と牛みたいな声が、、。 振り返るとゼウスが廊下でフテ寝してるイビキだった。 子供のくせにおっさんみたいだ。 
霧が晴れたら散歩に行こうね。
 

2009年12月13日日曜日

甘えん坊将軍

昨日の夜から、ゼウスが家に来ました。
暴れん坊将軍ではなく、甘えん坊将軍ぶりを発揮して 今のところとても良い子です。 

この前会った時はそんなに甘えん坊でもなかったので少し驚きました。でも、考えてみればブリーダーから訓練所に来て、そこから家に来たのでいわば、3回目の宿替え。 不安で甘えたかったのかも。

養子縁組の契約書にサインして、訓練所から血統書、今までの病院からのワクチンの記録など書類一式、そして二週間分くらいの食事やおやつをいただきました。 
血統書によれば、ローチェスター近郊で生まれたゼウス。 AKCに問い合わせればもしかして兄妹達が見つかるかもね。

何かあったら、夜中でもいつでもいいから電話して!と訓練所の方々から携帯番号を教えてもらい、ゼウスはみんなに愛されて幸せな子だな、と思いました。 これからも一緒に幸せになろうね!

2009年12月12日土曜日

出発

これからゼウスと養子縁組へ行ってきます。 行きは私運転、帰りは夫運転で私とゼウスはバックシートに一緒だョ。
た~のしみだな。

実は行きもジャーマンシェパードを乗せて行く事になったのです。 なぜかって? 訓練所の方がボランテイアでレスキューをしておられ、丁度私達がローチェスターへ来るのならシェパードの輸送を一匹だけお願いできないか?と聞かれました。

シビックにはクレート(いわゆる檻)は乗らないのでバックシートでおとなしくできる犬なら、、と引き受けました。 2才のジャーマンシェパードのオスで攻撃性ゼロの人馴れしたコだそうです。
私にははじめての犬と一緒の旅が思いもかけずに 家を出る時から始まってしまいました。

どうなるのか、、ワクワクワク。

2009年12月7日月曜日

アキタ君

そう言えば、一番最初に見に行った秋田犬はどうなったの? というお問い合わせがありましたので。

http://yukirome.blogspot.com/2009/11/blog-post_13.html 

一歳にしてはおとなしいコで理想的なコンパニオンになってくれそうな感じはしましたが、私達にはもう少し活動的で一緒に遊べ、訓練できるような、アクティブなコの方がいいね、という事であの時は見送る事となりました。 

アキタ犬はめずらしいしあれだけおとなしければ私達でなくとも飼い主もすぐ見つかると思いましたし。
案の定、5日程で飼い主募集の掲示板は下げられてました。 良い家で飼われればいいね、アキタ君。

2009年12月6日日曜日

家庭訪問

今日はゼウスと養子縁組の為の家庭訪問。

面接官は一人と二匹のジャーマンシェパード。 もう一人の面接官は風邪を引いて来られなくなってしまったそうです。
家に着くなり面接官は二匹を放して家宅捜査? 家の中に犬にとっての危険物が無いかのチェックだそうで 二匹で家の全部屋をチェックしてました。 (使わない部屋も掃除しておいてよかった~)

そして私達の面接は、例えばゼウスが懐かなくて私に向かって唸ったりしたらどうするか? 食べ物は何をあげるか? 訓練はどこに通うか?  などなど聞かれ約二時間程話しました。

食べ物の話では、私は生肉、生骨、ゆでた野菜など手作りの食事と市販のナチュラル食品のドッグフードを半々くらいであげたいと話したところ、面接官の方と大いにもりあがりました。

面接の終わりにほぼ合格でしょう! と言われました。 ひゃ~、やったぁ~。

その後、今週土曜日にゼウス君を引き取りに行くアレンジが完了したのです。

2009年12月3日木曜日

ホームチェック

日曜日は二人とジャーマンシェパード一匹(ゼウス君ではありません)が家庭訪問へやってきます。

養子縁組のようにものものしいですが、どのコもしっかりした家にもらわれて欲しいという熱意が伝わってきます。 彼らもまた東京ー長野間くらいの遠距離をものともせずにやって来るのですから。

シェパードを一匹連れてくる理由は私達がどのようにそのシェパードに反応するかを面接官が観察する為だそうです。

ふとこの間のゼウス君の写真を見ると、彼、尻尾を座布団にして座ってる! オイオイ、、。

家庭訪問及び面接に向けて今後、ゼウス君の訓練を続けて行く上での訓練所を探しはじめました。
問題は、ゼウス君は基礎訓練済みですが、肝心の飼い主である私にははじめての犬。 自分の基礎訓練?が必要なのです。

シラキュースにAKC(American Kennel Club)公認の大きな訓練所があります。  電話をかけて事情を話すとトレーニングコーディネーターの方を紹介してくれました。 その方と電話で一時間程話しこんだ結果、 新しい飼い主である私と一緒に一度基礎コースから通うのが一番良いだろうという事でした。 一緒に基礎訓練を終えた後、アジリティ-などの上級クラスを目指せればいいかな。

次回のクラスが始まるのは三月。 それまでに家でどんな訓練をするべきか手取り足取り方法を教えていただきました。 コーディネーターの方が写真を見たいと言うのでゼウス君の写真のリンクを送ると
『とてもハンサムなシェパードね~!』
と言っていただきました。 あ~あ、もう親バカみたいです。

2009年12月1日火曜日

オハイオ州にて

今年のThanksgivingはオハイオ州の夫実家に5日程滞在しました。
ここでの楽しみは何と言っても日本料理店、酒井さん!

ご主人夫婦の行き届いていながら楽しい接客、日本の家庭料理から寿司や鉄板焼きまでと幅広いメニューに魚は築地から空輸されてくるらしいし、それでもって良心的なお値段。 
ここRome近くにはアジア系経営のぼったくり偽日本料理店が多いので酒井さんへ行くとほっとします。

今回も移動日当日、そのまま酒井さんで日本料理が好きな義姉夫婦と合流して夕食となりました。
私はお弁当、夫はカツカレー、義兄は照り焼きサーモン、義姉は餃子定食。 お弁当は焼き魚、お刺身、お寿司、天ぷらが盛りだくさんのかなりのボリュームです。 皆からよくそんなに食べられるねェ、、、とあきれられました。
だって、食いだめしておかなきゃ次はいつ来られるか分からないし。

夫実家はまったく料理をしない家です。 したがって、基本調味料、お鍋や包丁も無し。 日本では全く信じられない世界なのです。 
前回は鍋だけ持って行ったら、包丁が無くてバターナイフのような極小ナイフ一本で牛肉の塊を相手にしなければならなかった苦い思い出があります。 今回は中華鍋、包丁二本、まな板、そしてダンボール一箱分の基本調味料及び基本調理器具をしっかり持参。

さて、Thanksgivingのディナーについては後ほど話すとして Thanksgiving後の金曜日は何かあっさりしたごはん系のものを食べたくなり親子丼を夫と一緒に作りました。 まあ、基本チキンと卵なので義父母も食べられるだろうという事で。

さて、ディナーテーブルでの光景は、、。

義母 『まあ、本当においしいわ~』 とラブリー笑顔。

義父 『ハンバーガー食った方がまだましだ!』 と眉間にシワ寄せしかめっ面。

なかなかのツワモノ、ストレートコメントに初めての方は驚かれるかもしれませんが義父は自他共に認める偏屈でいじわるじいさんなのです。 
私も今更驚きません、と言うかオハイオへ帰省するたびに心臓が鍛えられてきました。

でも私的には 家族全員そのコメントは聞かなかった事にして普通に食事してるという事がウケました。

お父さんがそんな風でよくここまで立派に育ったわねぇ、と何か夫がとてもかわいらしく見えてしまいます。

ちなみに家族付き合いして分かった事ですが、義父って絵に描いたような偏屈じいさんですが決して悪い人ではないのです。 文句をたらたら言いながらも他人の面倒見の良い所も大有りです。
義母はとてもおっとりとしたラブリーな方だし(だからこそあの義父さんとうまくやっていけるのでしょう) 夫実家へ行く事自体はいつも楽しみです。