2009年12月1日火曜日

オハイオ州にて

今年のThanksgivingはオハイオ州の夫実家に5日程滞在しました。
ここでの楽しみは何と言っても日本料理店、酒井さん!

ご主人夫婦の行き届いていながら楽しい接客、日本の家庭料理から寿司や鉄板焼きまでと幅広いメニューに魚は築地から空輸されてくるらしいし、それでもって良心的なお値段。 
ここRome近くにはアジア系経営のぼったくり偽日本料理店が多いので酒井さんへ行くとほっとします。

今回も移動日当日、そのまま酒井さんで日本料理が好きな義姉夫婦と合流して夕食となりました。
私はお弁当、夫はカツカレー、義兄は照り焼きサーモン、義姉は餃子定食。 お弁当は焼き魚、お刺身、お寿司、天ぷらが盛りだくさんのかなりのボリュームです。 皆からよくそんなに食べられるねェ、、、とあきれられました。
だって、食いだめしておかなきゃ次はいつ来られるか分からないし。

夫実家はまったく料理をしない家です。 したがって、基本調味料、お鍋や包丁も無し。 日本では全く信じられない世界なのです。 
前回は鍋だけ持って行ったら、包丁が無くてバターナイフのような極小ナイフ一本で牛肉の塊を相手にしなければならなかった苦い思い出があります。 今回は中華鍋、包丁二本、まな板、そしてダンボール一箱分の基本調味料及び基本調理器具をしっかり持参。

さて、Thanksgivingのディナーについては後ほど話すとして Thanksgiving後の金曜日は何かあっさりしたごはん系のものを食べたくなり親子丼を夫と一緒に作りました。 まあ、基本チキンと卵なので義父母も食べられるだろうという事で。

さて、ディナーテーブルでの光景は、、。

義母 『まあ、本当においしいわ~』 とラブリー笑顔。

義父 『ハンバーガー食った方がまだましだ!』 と眉間にシワ寄せしかめっ面。

なかなかのツワモノ、ストレートコメントに初めての方は驚かれるかもしれませんが義父は自他共に認める偏屈でいじわるじいさんなのです。 
私も今更驚きません、と言うかオハイオへ帰省するたびに心臓が鍛えられてきました。

でも私的には 家族全員そのコメントは聞かなかった事にして普通に食事してるという事がウケました。

お父さんがそんな風でよくここまで立派に育ったわねぇ、と何か夫がとてもかわいらしく見えてしまいます。

ちなみに家族付き合いして分かった事ですが、義父って絵に描いたような偏屈じいさんですが決して悪い人ではないのです。 文句をたらたら言いながらも他人の面倒見の良い所も大有りです。
義母はとてもおっとりとしたラブリーな方だし(だからこそあの義父さんとうまくやっていけるのでしょう) 夫実家へ行く事自体はいつも楽しみです。

0 件のコメント:

コメントを投稿