2010年10月30日土曜日

これでもう大丈夫かな?

ママのママ (って事はおばあちゃん? ゲッ怒られる、、)と一緒。 すごい笑顔のゼウスです。他人に対する許容量が明らかに広がりました。  両親が来てから最初の2日間はゼウスと両親を注意して観察していましたがその後は全く心配する事はありませんでした。
怖がり転じて攻撃性につながる事を最も恐れている飼い主ですがこれで頭痛のタネが少し減った。

やはり男性と女性へのゼウスの接し方は違っていておもしろいです。 
男性は遊び相手と認識しているようで、おもちゃを持ってきて目の前でポトリと落とし遊んで攻撃。 
しつこくなるとおもちゃをその人の膝の上に置いて鼻でツンツン → それでも無視を決めると鼻でピーピー鳴く → 自分から 『伏せ』 をする。 → それでも無視すると、ワンワン要求吠え、 そして私か夫から一喝されて不貞寝パターン。

女性へももちろん遊んで攻撃を多少しますが男性に対する程しつこくはないようです。

最近忙しくて人の多い所へ連れ出す機会がなかなか無いゼウスですが、今週末は何とか時間をつくりペットショップをウロウロとゼウスと1人勉強会へ行ってこようと思います。
こんな時、人の多い日本は勉強会のチャンスがあっちこっちにあってうらやましいな~。

2010年10月28日木曜日

また会う日まで

父と母が帰国する前日の昨日は車で一時間程の所にあるCooperstownへ。
野球の殿堂がある街として有名ですがオフシーズンのせいで人もまばら。 静かな町を少し散策しました。 町はOswego Lakeの南に位置します。Cooperstownからの帰り道、サイダーハウスと呼ばれるりんごジュースを作っている農家のおみやげ物売り場へ寄り道。
ズラを被ったようなガチョウ発見。ボール遊びする父とゼウス。 父は遊び相手、、と思っているようでいつもくっついて歩いていました。でも今回の一番の仲良しは何といっても母でした。たくさんかわいがってもらって良かったね~。

2010年10月26日火曜日

秋から冬へ

セントラルニューヨークも秋が終わり冬の気配です。 近くのゴルフ場から貯水池を見下ろすと紅葉ももうすぐ終わりただ今両親が遊びに来ています。 神経質で警戒心の強いゼウスは大丈夫かと心配しましたが杞憂に終わりました。車内では父と仲良く後部座席をシェア。母と一緒。 母も大好きなゼウスです。

2010年10月18日月曜日

ジャーマンシェパードの盲導犬を目撃

今両親が遊びに来ています。 数日間ボストンへ行くのでバスの駅まで送りに行きました。

バスが来ると中から盲導犬?もしくはサービスドッグがゆっくりと年配の女性を引きながら降りてきました。
そのサービスドッグはジャーマンシェパード!

最近は盲導犬・サービスドッグのジャーマンシェパードを見る事がありません。

小柄のかわいらしいシェパードが一生懸命仕事している姿に感動! 本当は写真を撮りたかったけれど失礼になりそうなので断念。 でも撮りたかった~。

2010年10月12日火曜日

ゼウスの友達

今日は朝から夫の同僚のアイクさんがガラージで作業をしに来ました。
あっ知らない人が入って来たよ! (実は5ヶ月前に会っているはずなんだけどな~)ゼウスの目線と耳が同じ方向へ向き凝視している時は危ない危ない! リードをしっかりと持ちアイクさんに挨拶しに行きました。
ゼウスは唸ったけど威嚇する時の唸り方ではなく、夫の帰宅時と同じ興奮した唸り方だったので大丈夫そう。
アイクさんからおやつを貰ってからたくさん触ってもらいました。 ゼウスはまあ大丈夫でしたがまだまだ緊張しているのが分かります。

その後は作業中の夫とアイクさんに近付きたくてヒンヒン鼻を鳴らすので敷地内で自由にしました。 最初はマズルを付けゼウスがアイクさんにどう反応するのかじっくり観察。
アイクさんにマズル付きでも甘えに行きます。 これでほぼ100%大丈夫と私の中で確信が持てたのでマズルをすぐ外しました。  本当にマズルって便利。

甘えたくて二人の作業を邪魔するのでちょっと叱られましたがその後は一人でボール遊びをしながら二人の作業を大人しく眺めていたゼウス。 他人がいる所で一人遊び出来るまでになったよ! 他人がいると緊張してなかなか遊ぶ事が出来ませんでした。
少しずつ進歩しています。

2010年10月9日土曜日

土曜日はゼウスの日

ゼウスが遊ぼうって誘ってくれますが、、私は人間なんだよー。 (でも結局追いかけっこをはじめてしまった私)クラスが忙がしく以前と比べたら長い散歩へ行く事が出来なくなった。 時間は短くても楽しい散歩にしようとなんとか知恵をめぐらしてはいますがゼウスはどう考えているんだろう?

土曜日は完全オフの日なので、ゼウスの日。 人がたくさんいる遊歩道を一時間半程ぶらぶら歩きました。 
NYはもう紅葉が散り始めています。 
途中で子犬(単に小さいだけで実は成犬かも)に吠えられたらゼウスがビビッり 『ヒャン!!』 と鳴いて飛び上がって私に抱きつこうとした。 あははー、、笑えないよ。 もう。

それでも散歩は平和に終了。 自分の横にピッタリくっついて歩いているゼウスを見ておじさんが褒めてくれました。
ゼウスは吠えもせずOK。 6ヶ月前は散歩で私に話しかける人全て警戒して吠え掛かってましたが最近やっと落ち着いてきました。 さあ、これからもっと許容量を広げていこう!

2010年10月8日金曜日

Romeにも居た! 日本人

長い間、Romeに住んでいる日本人は自分だけと思っていましたが、、、。

実は2カ月前に日本人見っけー!

何と美容師さんでした。 Hirokoさん。 うちの母と同じ名前です。
今までヘアカットは日本へ帰国した時のみか、伸びすぎてモサモサ、でも当分帰国しないどうしよ-って時はニューヨーク市まで片道4時間かけて日本人美容師さんのいる店まで行っていました。

この近辺のいろいろな美容室を試したけれど行かなきゃ良かったっていう失望と後悔ばっかり。
こちらの美容師さんを悪く言いたくはないけれど、細かく注文をつけて切るヘアカットは日本人美容師の器用さにはかなわない、、と思う。

Hirokoさんも典型的な日本人的カット方法。 時間をかけて細かくカットしてくれるので安心安心。

昨日、Hirokoさんの所へ予約を入れカットしてもらったらおみやげまで頂いてしまいました。
日本のあられ。 友達からもらった物だけど、、あなたも食べたいを思ってと言われ、、、感謝感激。

この間行った時は日本のきゅうりを頂きました。

ここRomeに実は数人日本人の方が住んでいるそうです。 でも皆さんかなり年配の方だそうです。

2010年10月7日木曜日

解剖学

今日はまた、あわただしいラボで、、、。
細胞の検出を終えてから羊の脳の解剖。 そして本日のメインテーマである人間の脳解剖へ。  ゲッ、、、気持ちの切り替えが出来ないよ~。

人間の脳も羊の脳もおもったよりも柔らかい。 触ると弾力がありプリプリしてる。 スパイナルコードの尻尾の切れ端も、なんだか朝鮮人参のように見える。

細胞検出で神経とエネルギー使ったせいか、人間の脳解剖の時はお腹がグーグー鳴りっぱなし。 人間の脳検出しながらお腹が鳴るって、、ナンダなー。

そう言えば、解剖室(解剖死体のある部屋)から出る際はほぼ全身消毒しますが、持ち込んだりするノートには消毒義務がありません。 最近なんだかノートが匂う! いわゆる死臭かもしれない。 わ~ん、、、。

2010年10月3日日曜日

セラピードッグ

アメリカでは闘犬は違法です。 昨日の記事 → 闘犬からセラピードッグへ

NFLのスター選手、Michel Vick (逮捕、服役、多額の罰金) が闘犬として所有していた49頭のピットブルの内の1頭、リハビリ後にセラピードッグとなったピットブルのレオ君の写真を見つけました。レオ君の里親になりセラピードッグのトレーニングをした新オーナーと、、、とても幸せそう。 本当に犬は飼い主次第変わる事が出来る。 うれしい写真です。 
病院で仕事中のレオ君。

2010年10月1日金曜日

闘犬からセラピードッグへ

ゼウスを迎える前はピットブルという犬種の名前だけでアグレッシブで怖い犬というイメージしか無かった。
ところが犬の事を知ってゆくにつれて、ピットブルは服従訓練を入れやすい人間に従順な犬だという事が分かった。
体格が良く、強いプレイドライブ、そして人間に従順だからこそ闘犬目的に悪用されてしまうのだろう。

ロサンゼルスのトレーナー、Masumiさんもよくピットブルについて書かれている。

ボストンにいる友人と電話で話していて、そう言えばマイケル ビック の犬たちのその後を知ってる? と聞かれた。
マイケル ビックは数年前にピットブルの闘犬で逮捕されたアメフトのスター。 多額の罰金を払い数年間NFLから追放され社会的な制裁を受けた後最近復活した。 
補足: この闘犬の一件で服役もしました。 闘犬防止の為かなり執行力のある法律だと思います。

この友人、特に犬好きというわけでもないのでいきなりの犬の話題に面食らったが 話題が広くニュースおたくで日本で今何が起こっているかなどは日本人である私よりもよく知っているくらいなので不思議は無い。

ビックがかつて所有していた49頭の闘犬に使われたピットブル、なんと47頭が精神面でのリハビリに成功して多数は一般家庭で幸せに暮らしているという。(1頭は社会化が難しく安楽死。 もう1頭は闘犬時の怪我が元で死亡)

そして、何とその内の1頭はセラピードッグに認定!! 凄いよ。

普通、成犬になってからの社会化は難しく無理だという専門家だっている。

驚いた事にこの友人、ビックのピットブルのリハビリ、社会化についての過程が書かれた本を既に読んだそうで薦められた。本人はボストン大学でバイオケミカルの演算をする500台あまりのスーパーコンピュータを管理し、かつソフト開発してるツワモノで我が家のゼウスを怖がってる1人。(笑) って事はこれ読んで勉強せい!って暗に言っているのか?

そのうち読んでみようかな。

ゼウスが我が家へやって来たのは生後18ヶ月目。 人に対する警戒も、神経質さもリハビリを続けていけばきっと良くなる、遅すぎる事は無い、、と光が見えた気がしてうれしくなりました。