2011年9月17日土曜日

意外と難しい Vital Sign

寒いと思ったら金曜日の日中最高気温は15℃。  木曜夜のラボでは冷房と暖房が数分おきに交互に入る。 どちらかにしてくれ~。

学部の病院での研修が始まるのが2週間後。 その前にVital Sign と言う一連の実技のテストに合格しなければ病院へ行けない。 Vital Sign は血圧、脈拍、聴診器での心拍を計る事で一見簡単そうに見えて実際にやってみると、、、人によっては脈が取れない。 Radial Pulse (手首の脈) は簡単でも Brachial Pulse (腕の脈) がなかなか取れない人もいる。 
夫やクラスの友人の脈や血圧を取らせてもらって、、それでも確信がもてず。 また 聴診器でApical Pulse (胸の心拍数)を採ることも胸に脂肪が多い人だと聞き取りにくかったりする。 

試験ではもう一人の学生を患者に見立ててベットサイドでのやりとりをインストラクターが採点するので緊張する。 血圧や心拍数も聴診器のヘッドセットが二つ付いていて教授も一緒に聞くので数が合わないと不合格。 
その日は4人が試験を受けていて2人合格で2人不合格。

自分はその日、木曜日は試験を受ける気なんてさらさら無く悪いところを指摘してもらおうと授業が終わった後 教授に実験台になってもらった。 とても気さくな教授で実験台にも喜んでなってくれるので本当に有難い。 
体温の採り忘れ(ゲッ、バカ)、、はあったものの血圧、脈拍、心拍の数はぴったりと合い練習が終わった後 教授が 『せっかくだから今から試験受けてみる?』 という一言にギョっとする。

でもこの2週間のうちには受けなければならないので どうせなら今やってしまおう。  ちなみにチャンスは2回まで。 2回落ちたら落第。

超緊張していて あせらずゆっくりと、、と自分に言い聞かせた。 いろいろと患者さんをチェックする項目があるのだが何か忘れているものは無いだろうか、、と常に考える。 一番怖かったのは何かヘマをしてその後頭の中が真っ白けになってしまう事。 とりあえず全てのデータは無事採り終える事ができた。

その後教授と数合わせをして(一番ドキドキする所)、、、結果合格! ベッドサイドでの患者さんとのやりとりが丁寧で気つかいが良かったと言ってもらえた。 (日本人が得意とする分野かも) 
やった~。 教授もやったね! と一緒に喜んでくれた。
とにかく病院へは行けるようでほっとした。

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