2011年8月31日水曜日

秋を感じる

昨日の日中は18℃くらいで涼しく秋を感じはじめました。
火曜日なのでゼウスはデイケアへ。 空が良い色してる。 火曜日は有機化学の授業+実験。 ラボでAcetaminophen (痛み止め)を生成しました。 
5時間のラボなんですが、、、なんと実験全工程3分の2まで作業を終えた所で不注意からフラスコが割れてしまい、、せっかく途中まで生成されていたAcetaminophenがお釈迦に。 (泣) 
あまりのショックに呆然としてたら教授が横に来ていて “私も学生の時同じような失敗したよ。 もう一度最初からやり直して今日は出来る所までやってごらん。 2週間後のラボが無い週に続きをやればいいから。”
ううっ、、なんて良い先生なんだ~。 
やり直しには当然ながらより注意を払って細かい作業をしたので一回目のものよりも純度の高いものが出来ていると思う。
2週間後が楽しみ!

そんなこんなで、実験室を出たのが5時半近く、、しまったデイケアが閉まる6時までに間に合うか!?
しかしデイケアが閉まる10分前に到着 (ってどれだけ車飛ばしたんだ)
ゼウスは相当楽しんだ様子。 ビビリんぼのゼウスがプールの中に顔を突っ込んで落ちたボールを拾ったそう。 水の中に顔を突っ込んだのは今日が初めてだよ! とトレーナーのポーラとデイブが話してくれた。 
二人ともうれしそうに話してくれるので、やっぱりこのデイケアで本当に良かったと思った。
お日様の下でプール、なゼウス今朝、散歩へ連れだそうとすると動きがとてもスローなゼウス。 疲労感がありあり。
散歩へ出ても私がゼウスをずりずりと引きずる感じだったので何時もの半分で折り返した。 いったいどれだけ疲れてるんだ?

2011年8月29日月曜日

散歩とデイケアの関係

今学期は月曜日と火曜日の日中は朝から晩まで授業が入っているのでゼウスをデイケアへ預ける事に。

サマーセメスターのクラスを取っていた時、天候+試験続きでまるまる一週間散歩へ行けない日々があった。

その頃丁度デイケアのトレーナーのポーラから “ゼウス、今日はちょっと反抗的でした” と言われた事がある。

確かにデイケアで走り回ったり、他犬との交際で神経使ってゼウスは家に帰るとドサッと横になってしまうのですごく運動にはなる事は分かる。 (デイケアで走り回ると爪が削れているので 削れた爪の長さからその日の運動量が分かる)  

だからって散歩へ行かずに全てデイケアまかせなのはいけないと思った。 バランスが崩れてしまう。 月曜、火曜は無理だけど他5日は必ず散歩へ行きゼウスと向き合おうと思う。

思えば、夏にゼウスが事件を起こしてしまったのは自分のクラスが忙しく、デイケアを散歩の代用としてしまった日々が多かった。 しかし、人間の監視下での他犬との社交や他人に慣れさせるにはデイケア以上の場所も無い事も確か。
そんなデイケアを近所で見つけられたのは凄くラッキーな事だ。
上手に使おう♪

2011年8月28日日曜日

アイリーンの影響なし

今朝はNY市に上陸しているアイリーン。 こちらアップステートNY (別名田舎NYとも) では影響ほぼ無し。
朝から普通の雨です。 他地域では電気が止まりかなりの影響が出ている。

天気の良かった昨日の夕方は夫とSyracuseで開かれているNY State Fair (ニューヨーク州祭り?とでも言うのか)へ行ってきました。
目当てはカントリー歌手のTrace Adkins のコンサート。 $10するState Fair の入場料さえ払えばコンサート自体はタダ。
Trace Adkins と言えばカントリーの大スター。 歌詞が味わい深く、また面白おかしいので元々は夫がファンだったが私も大好きだ。

しかし、、タダほど高いものはない、、とは確かだ。 まずStateFairの会場付近の駐車場へ入れるのに渋滞で1時間くらいかかった。 その後は人・人・人。 久しぶりに人の大群を見た。 ちょっと日本チックでなつかしかった。
しかし、渋滞と人ごみに慣れてない夫はこの時点で超不機嫌。

コンサート自体はおしくらまんじゅうのギュウギュウ詰めだったがTrace Adkins、いい声していたし生ライブで自分は盛り上がった。 夫はまだ不機嫌。(いい加減せい、子供じゃないんだから~) 不機嫌な夫は放っておいてひたすら盛り上がる。 

コンサート後は出口渋滞を避けるため まだ開いているパビリオンを見て回った。 生ビール片手に農場のパビリオンでリマ、牛、馬を触ったり羊やウサギと戯れたり出来て楽しかった。

結局夜10時過ぎに会場を後にしたが出口渋滞はまだ解消しておらず。 しかし、出口へ一番近い車の列に並ぶ事が出来たので15分程で駐車場から脱出できた。 出口から遠い通路の車の列は全く動いていなかったのでラッキー。

渋滞とか人ごみは出来たら避けたいものだけど会ってしまったらしょうがない、、その中で楽しもう、、というあきらめが日本人の自分にはあるけど夫には全く欠如してる。 
もっと許容範囲の広い大人になれよ!と思う。 
こうやって夫婦の溝って開いていくんだろうな~。

2011年8月27日土曜日

アイリーン

ハリケーン・アイリーンが上陸間近い。 NY市では沿岸の住民37万人避難命令が出たそう。 ここ、アップステートNYは今日一日は晴れ、アイリーンの影響が出るのは日曜日から。 

今朝はいつもの遊歩道へゼウスと散歩へ。 明日は散歩へ行けないから、、といつもより気合入ってた。 
やはり週末+明日は散歩出来ないというので犬連れの人が普段よりも多かった。 皆考える事は同じ。

最近のゼウスは事件で崩れたバランスも元通りに戻り、飼い主の贔屓目で見てもリードウオークはほぼ8.5点あげられるほど良くなった。 飼い主の真横から少し後方をゆったり歩き自転車が来ても、子供が前から走ってきても動じること無くゆるゆるなリードでOKです。

他犬が来たときでも普通は気にしない。 オフリード、オンリード問わず、、。 昨日の早朝に家の周り5キロコースを散歩しているとオフリードのドデカいピットブルがその家の敷地から道路へ向かって駆け出してきた。 
仕方なく、大声で “Hey! Stay!” とピットに怒鳴るとほぼ止まるくらいまで速度を落とした。 しかし、こちらへ寄ってきてゼウスにマウント。 その間ゼウスには Leave it & Stay のコマンドで相手にしないよう指示出し。
ゼウスはきっちり守って反撃無し。 とりあえずゼウスのリードを引っ張り自分の背に隠す。 攻撃的な犬では無いと思うがなに分その犬の事を知らないのでピットを刺激しないよう、少しずつ距離を開けようとずりずり引き下がる自分とゼウス。 背中を見せても大丈夫という距離まで引き下がってから歩き出した。  しばらくどうしたものか、、とそのピットを遠距離から見ていると、飼い主さんの Hey! Get back here! という怒鳴り声で自分の家に帰って行った。
冷や汗ものだった。

そんなゼウスでもけたたましく吠えられたり唸られたりすると横から首を出して相手を見てやろう、、というか相手をガン見しようとします。 気持ちは分かるけど、、やはり完全無視出来るレベルまでもっていきたい。 
それだけ矯正できれば文句なしって所です。 飼い主の根気だな、、。 もう少し、ガンバレ。

デイケアにて。 半身で舌出し。


 

2011年8月24日水曜日

Fall Semester

Fall Semester 秋学期がはじまりました。

火曜日は9時から5時まで有機化学のクラスと実験がみっちり入っているのでゼウスはデイケアへ。 約三週間ぶりのデイケア、ゼウスがうまくスタッフや他犬達とやっているかどうか心配しました。 でも厳しいトレーナーもいるし何か悪さしでかしたらきちっと叱ってくれるので大丈夫だとは思いましたが。

しかし、、実験がなかなか終わらず延長になり大学を出たのが5時半近く、デイケアが閉まる6時ギリギリで間に合いました!

その日の様子を聞いてみると、、トレーナーのDave曰く最初はちょっと緊張してたがすぐ打ち解けて皆とボール遊びやプールに入って楽しくやっていたそうです。
よかった! 帰宅してみるとFacebookにその日の写真がアップされていました。
真ん中で目をつぶちゃったゼウス何故に? でも隣のグレートデンが大きくてかわいい!
ボール僕も取りたいな~ (ゼウス後方で一生懸命に走ってます)前方の2頭のシェパ、確かアクセル君とサーシャちゃんだったけか。 立派な体格でゼウスがヒョロ長~く、、うなぎのように見えてしまう。

2011年8月16日火曜日

ケンネルでの泊り

はじめてケンネルでのゼウスの泊り、次の日迎えに行くと、、。

くっちゃーい!! 当然か、、どんなに綺麗なケンネルでもやはり匂いはついてしまうものらしい。
ゼウスは元気一杯で、やっと迎えに来たー!!と喜びのジャンプ、、うさぎのように飛び跳ねる。

30分に一度という凄い頻度で外に出してくれるケンネルなのでその日はトレーナーの判断でデイケアには出さず、まずケンネルのスタッフと散歩をしたり遊んだりしてケンネルに慣れさせる事をしたそうです。

夜も泣き叫んだりせず問題は特に無かったらしいが、、、やはり寝てなかったらしい。
帰宅したとたん、、ドサッと床に横になりイビキかいて寝るゼウスでした。

しかし、、匂いがなんとも凄い。 外も暑かったので水遊び、と称して外のホースでゼウスを洗った。
喜んで水を追いかけるゼウスに満遍なくジャンジャカ水をかけまくり、、タオルドライしてしばらくすると匂いはすぐとれた。

ケンネルを使う時は帰宅後すぐシャワーを浴びられるようにしなければならない。

2011年8月12日金曜日

逆転

General Chemistry2,,逆転してA。 後にも先にもあんなに必死に勉強した事は無かったかもしれない。
うれしかった。 可能性はまだあるから、、とがんばれたのは あのなでしこジャパンの逆転優勝をテレビで見ることが出来たからだと思う。 

大学の秋学期がはじまるまであと一週間。 その間ゆっくり出来る。 地元のジャズフェスティバルへ行きました。
入場料はタダ。 なのにグラミーにノミネートされた人や全米チャートで一位の人など良いミュージシャンが揃っていて楽しめた。

会場にはワインの試飲会があり、またシャンパンやワインを気軽に買えて野外でワインを飲みながらジャズを聴けるのがうれしい。グラミーにノミネートされたミュージシャン、、って名前忘れたがクラシックジャズを堪能。
大ステージの合間にはテントの小ステージで地元のジャズバンドの演奏。その夜のトリ、スムースジャズで現在全米ナンバーワンの人の演奏。暗がりで葉巻吸ってる不良発見。ゼウスは自立心を育てる為に、今晩はデイケア付属のボーディング施設にはじめての泊りです。 どのように過ごしたか、明日聞くのが楽しみ。 
朝、長めの散歩へ行ってからデイケアで一日遊んでいるので多分夜は疲れて寝てしまうだけのはず、、、だと思いたい。 大丈夫かな? 


2011年8月10日水曜日

傷害事件-夫かゼウスかそれが問題だ


仲の良かった一人と一頭だが、、。

さて、この夏私が勉強漬けになっている間、我が家ではとんでもない事が起こりました。

ゼウス隣人を噛む事件。 ある日の午後、クラスは無いが散歩にはあまりに暑すぎるのでその日の散歩がまだだったゼウスをデイケアへ連れていこう母屋と連結しているガラージへ。 
平日の真昼間だし呼び戻し利くし大丈夫、、と油断してガラージのシャッターは開けっ放しだったけれど特に気にも留めなかった。

車の扉を開けてゼウスを乗せようとした瞬間、裏庭へ向かってゼウス疾走! 以前同じあたりにいたウサギを追いかけた事があったのでまたウサギか? と思ったら、、、何と隣の旦那さんが丁度我が家の裏庭との境界線のあたりで作業をしていた。

田舎なので隣家との境界線はフェンスも何も無くだいたいあの辺りだろう、、と分かる程度で自分でも何処から何処までが境界線だか把握していない。 
しまった! と思った時には遅く吠えながら突進するゼウス。 隣家の旦那さんはそれでも落ち着いていて吠えるゼウスを撫ぜようと手を差し伸べた。 自分がゼーゼーとゼウスを追って走りこんできた時には時遅くゼウスがパクッと旦那さんの手をひと噛みしてしまった後。
その時にやっとゼウスに自分の声が届き こちらに戻って来るゼウス。

とりあえずゼウスを家の中に入れて、隣家へ平謝りに。 
しかし、、隣家の旦那さんは傷は浅いし平気だから気にしないでほしい。 あの状態で手を差し伸べた自分も悪かったと言ってくれるが、、、。  
出血があるので費用はもちろんこちら持ちで病院へ行ってもらうように頼んだが、、平気、の一点張り。 
帰宅した夫にもう一度謝りに行ってもらったが、やはり同じで気にしないでくれ、と言われ夫も恐縮して帰って来た。

ゼウスの教育、、最近気が緩んでいたので当然の報いだ、、と反省。 犬の一生は飼い主次第、、自分の犬を犯罪者にしない為に本当に気をつけなければならない。

で、ここから本当の事件が起こった。

その事件を期に危機感を抱いた夫がゼウスに対して180度方向転換をして急に厳しく接するようになった。
当のゼウスにとって夫は友達程度の同等か自分より下、、と今まで散々見下しているので、(帰宅した夫にのみ飛びつく、ソファーに座っている夫にのみ体重をかけて乗ろうとする等の行動により分かる) 
散歩へ行ってリーダーウォークする訳でもなく、急にBossyな態度を取ったからと言って果たしてゼウスが言う事を聞くのか? 疑問だった。

その夜、二階で勉強をしていたら、階下から夫の怒声とキャイン!と物凄い音が聞こえたので走り降りると、、手のひらを出血した夫とゼウスが睨み合っていた。 
あ~あ、、(泣)  とりあえずゼウスに伏せをさせ、興奮している夫から事情を聞く。

テレビに出てきた犬に吠え掛かったゼウスに夫がうるさい!とリードをジャークしたのが原因だった。
しかもリードは超短いリードでカラーはプロング!! 

1.既に興奮度のレベル6~7くらいに到達しているゼウスのプロングカラーを思い切りジャーク
2.今まで友達程度の夫の声は届いていない、逆に興奮度をもっと上げてしまう。
3.たまたま目の前にあった夫の手にかぷっと噛み付く。

が、真相のはず。 どうして室内でプロングカラーを付けそれを超短いリードで首吊りのようにジャークしたのか!? 
聞くとトレーナーがそう言ったから自分は言われた通りにやっただけ と言う。 
これはプロングで興奮する犬だった場合、超短いリードではコントロール不能で危険。 プロングカラーは私も使うが使い方とタイミングはしっかりMasumiさんから教わった。

この犬、ゼウスはは自分に敵意がある、、と夫はゼウスを一週間無視。
まあそれはそれで良い。 ゼウスにも反省(って分かってないと思うが、、)してもらわねばならないので夫から無視されるのは丁度良いとは思った。
ただ、ゼウスをレスキューに返す!と言う夫には正直、腹立だしく、失望もした。
離婚の文字が激しく頭をよぎった。 だって私はゼウスを選ぶよ。
思い余ってお世話になったMasumiさんとメールで話した。 今、ゼウスをレスキューに戻す事は安楽死を意味する、、と。
シェパードでしかも噛み犬というレッテルを貼られる事は死を意味する。 レスキューでも持て余すだろう。

結局夫が別のトレーナー(ゼウスをよく知っているデイケアのトレーナー)と話した所、そのトレーナーからも私やMasumiさんと同じ事を言われたらしい。

興奮度Maxに達した犬は敵意から噛んだのでは無くもう、夫か誰かの見境が無くなっていた、、と。 そうさせないように、そんな場を作らないように飼い主の声が何時でも届くようにするのが飼い主の役目。
そして今、レスキューにゼウスを戻すと安楽死させられるだろう、、とも。

それを聞いてさすがに夫はレスキューにゼウスを戻す事は考え直した。
デイケアのトレーナー、デイブから伝授され急に何が何でも厳しくするのでは無く普段の暮らしの中でゼウスの要求を通させない、、という事を夫も始めた。

そして、私もデイケアのトレーナーのデイブは私がお世話になっているMasumiさんと考え方が非常に近いという事をはじめて知った。 

最近は二人の仲も戻ったようで、仲良く裏庭で追いかけっこ等をしている(もちろんロングリード付き)。
ただ、もうゼウスが夫に体重をかけてきたり、飛びついたり、、という行為は私もさせないよう監視している。

あ~あ、大きな子供がまるで二人だ。

ファイナル終わった!

ひょえ~、、やっと昨日ファイナルテストが終わった。 

解剖学の時よりも勉強した。 やるだけやったんだからBでもいっか!という心境にはなった。
でも今回は辛かった。 何が辛かったって、、今までは成績は自分との戦いだったけれど今回の教授のやり方は自分対クラスメートとの戦いだったから。

周りの平均点が上がると自分が損するもんだから他人を助けるような損な事は誰もやりたくない。 

例えばマイクロバイオの時は実験パートナーでもあるクラスメートと一緒に勉強した。 またパートナー以外のクラスメートと勉強会でもいろいろな情報が入って自分の為にもなった。

今回はクラスでもラボでも誰も話す者も無く静かなもんだった。

まあ、これも一つの形態、、現実社会では常に周りとの競争だから早く慣れろ、、という教授の親心?なのかもしれない。
まだ成績は出ていない。 ファイナルテスト直前の総合データ、教授のグラフでは自分は3番目だった。
ただし1位、2位との点差は広くは無い。 ファイナルでの逆転も可能という事。
Aをもらえるのは一人だけ、、いったい誰がAをもらうのか!?  

まあいいや! もう終わった事だし。 今日はゼウスと長い散歩へ行くぞ~。