2012年4月28日土曜日

また空に戻った夫

今週は短くて長い週だった。
金曜日は精神科実習が終わった後、ゼウスをデイケアへドロップして(←夫に頼んでも忘れるので最初からあてにしてない、笑)大学のラボへ。

デイケアで笑顔のゼウス。 中央の茶色い子の大きな舌がツボに入った。

精神科のテストは昨日結果が出て97%でクラス最高点をマーク出来た。 テキストを読むよりもNCLEX(RN看護師の資格試験)対策の問題集を重点的にやったのが良かったようだ。 今回テキストは問題を解く際に分からない所だけチェックする辞書替わりに使っただけだった。

産婦人科ではテキストばかり読んで問題を解く事をあまりしなかったせいで成績が伸び悩んだ。 もっと早く気がついていれば、、、と悔やまれる。

オーガニックケミストリー2は90%でまあまあ。 精神科に時間を取られてしっかり復習出来なかったので仕方ない。 平均が71%なので良しとしよう。 今回は良きライバルのアレックスには負けたな、、きっと。

でも今学期が終わるとオーガニックケミストリーは2で完結するのでお別れ。 時にNursing よりも力を入れた学科だったの何だか寂しい。

有機化学系の勉強を続けるとなるとバイオテク系の学科を取る事になるが自分の大学ではオファーしてないので困難になるな、、、どうしたものか、、。

金曜日は精神科病棟の最後の実習。 本当は来週が実習最後だけど恐らく病棟へは行かないので事実上今週が最後。 最後に医師や看護師とハグして今後の試験がんばって!ここが気に入ったら資格取得後に戻ってくるんだよ!と私達学生を激励してくれた。 

ここでは医師も看護師もまるで私達を精神科病棟に配属になった新米看護師を教育するように進んでいろいろと教えてくれた。 医師も時間を惜しむことなく朝のブリーフィングが終わると私達学生相手にいつも30分程各病例のケーススタディの勉強会をしてくれた。 皆良い人たちだ。(涙)

ところで、土曜日の今朝夫は空の上。
最近Civil Air Patrol というボランティアを始めた夫。 余暇を利用して上空をパトロールしたり カデットと呼ばれる空軍士官学校の学生達を乗せて飛んだりするらしい。
地上勤務になり全く飛ぶ事の無くなった夫が空を恋しがっていた事はなんとなく知っていた。
その上夫は仕事以外では無趣味なので心配していたけれどやっと趣味を見つけたのかも。
とにかくよかった。


2012年4月25日水曜日

あと2日で金曜日、がんばろう

精神科、オーガニックケミストリー2のそれぞれの試験とレポート4つの締め切りが今週なので切羽詰った生活してます。

こういう時こそ余裕をもとう、、と先々週から準備はしていたのにやっぱり追いつかないものです。
今学期もあと2週間で終わり。 がんばろう。

知り合いが最近忙しすぎて離婚したという話を聞いた。 
ご主人の浮気が原因ですが 彼女がキャリアや大学院通いで忙しすぎて旦那さんをかまっている暇がここ数年無く 旦那の浮気の原因は私が作ったようなものだわ、、と静かに言った言葉に非常にドキリとしました。

とは言ったものの、、現実にもしも夫が浮気したとしたらどうなんだろう?
怒りよりも 私にそれだけ魅力が無かったって事だよね、、まっ仕方ないか? さよ~なら~ で終わってしまいそうな。
その時どう反応するのか? こればかりは現実に起きてみないと分からないです。 (っておきずに越したことはないけど)

ゼウスはデイケアでお風呂に入ってグルーミングをしてもらいました。

グルーマーのお姉さんがゼウスのリードを持ってます。 グルーミングが終わり早く皆のところに帰りたくてひっぱるゼウス。 あれれ、、まるで暴れ馬じゃん。 困った事だ。 

デイケアで他の子から今日もたくさん学んだかな?

前回のグルーミングではバスタブに入っている間中 ピーヒャラ ピーヒャラ 鳴いていたらしいですが今回はピーピー泣かなかったそう。 
グルーマーのお姉さんにもアグレッションを出すこと無くおとなしい良い子でした、、と言われました。
よかったよかった。

2012年4月20日金曜日

ゼウスが4歳を迎えて、長期戦

5日前に4歳の誕生日を迎えたゼウス。 2歳近くで我が家にやってきた。 BrightStar German Shepherd Rescue というここから車で2時間程のローチェスターという町で保護されていたゼウス。

当時の里親募集写真。 ひょろ長いゼウス。 雨の中の写真がせつない。


我が家に来てから数日の頃。

当時は単純にワケありの犬を引き取って訓練しなおして里親を公募している訓練所かと思っていた程レスキューや保護の事を知らない無知だった。  

当然ゼウスに何の問題もあるはずも無いと信じていたおめでたい自分がいた。
はじめて垣間見た問題に驚き、いろいろな失敗を繰り返しロサンゼルスのDog Behaviorist のMasumiさん や Cesar Millan から教わり、影響を受けて試行錯誤しながら歩いてきた2年間だった。

ゼウスが我が家に来て2日目、家に訪ねてきた友人に吠え立て友人を家に入れる事が出来なかった事から始まり、当時通っていたAKCの基本トレーニング中、アシスタントトレーナーに飛び掛って噛み付き未遂事件をおこしクラスからキックアウトを食らった事、、と数えればきりがない。

いろいろな問題行動の中で短期戦で済んだものと長期戦になったもの、、といろいろある。

短期戦で済んだものは散歩中にすれ違う人間に唸り吠える事、又は初対面の人間に対する攻撃性。  近所の道ですれ違っただけのお婆さんにゼウスが唸って歯を見せた事は今でもはっきりと覚えている。
私がリーダーシップを取らなかったせいでゼウスの神経質さが助長された結果だった。

しかし、これは意外と早く約2週間くらいで解消できた。 
リーダーウォ-クを徹底して最初の一週間はマズルを付けてなるべく人がたくさんいる公共の場を選び連れて歩いた。  私が住んでいる田舎では散歩で人に会う確立が低いので 金曜の午後のシラキュースのバーがたくさん集まるエリア、 隣町の遊歩道や公園、ペットショップ、 ショッピングモールの入り口付近等とにかく人が集まりそうな所を散歩しまくった。
精神科や心理学のテキストで言う Systematic Desensitization や Flooding と呼ばれるテクニックで不安や神経質になるような場にわざと連れて行き慣らせる事をした。  
マズルを付けているからと言ってもそれ程奇異な目で見られる事もなかったように思える。 道で出会った数人からはがんばって!とエールを送ってもらった事もあり励みになった。

マズルは一週間で外す事が出来、それ以来外で人間に会う事はOKになった。 触られるのも大丈夫だがやはり飼い主が触る人や回りの状況をじっくり観察する事は怠れない。

長期戦になっているものは、家の敷地内。
テリトリアルな性格を緩和させる事が難しい。 なので、家の前を通る人を見ると窓からガウガウ吠える。 敷地内に宅配のトラックが入ってくると狂ったように 出ていけ!とばかり吠え立てる。
そんな時はゼウスを呼び戻し、落ち着くまで伏せさせるがかなり時間がかかる。

なので突然知人が訪ねてくるようなシチュエーションは言語同断。 まずゼウスをドライブウェイまで連れて行き家の外でじっくりその人に慣れさせ、この人間は敵ではない、と教えなければならない。
一度敵ではない、と認識すれば全く無害になるのだがそれまでの過程に時間がかかる。

当然我が家を訪ねる夫や私の知人友人は激減し、今では皆無となってしまった。(笑)
本当は逆にもっと家に他人を招いて慣れさせるべきなのは分かっているが、もしもの事を考えると二の足をふんでしまう。
何回か経験を踏めばゼウスにも出来るはず。 そう言えばマズルを付け相手の安全を保障する手もあった。
今度、デイケアのトレーナーに家に来てもらって試してみよう。

2012年4月18日水曜日

ジョギング日和

一昨日は気温が30℃近くまで上がり冷房稼動。
今日は14℃くらいでしたが明け方は0℃近くまで落ち込み暖房が入ってました。

ジョギング日和でしたが私は試験勉強で遠慮。 久しぶりに早めに帰宅した夫がゼウスを連れて気分転換にジョギング+散歩へ行くという。
ふ~ん、、どうやら機嫌が直ったらしい。 いずれにせよ、夫はゼウスとリーダーウォ-クする必要があると思っていたので丁度良かった。

先週より上司不在の為、職務を兼任している夫はやはり疲れていたのか、、とも思う。
そんな中、ゼウスが地雷ふんじゃったのかも。

ところでチキンの胸肉をまるまる8つもたいらげたゼウスは昨日はもちろん一日中下痢。

デイケアへ預ける前にトレーナーにあらかじめ話しておいたがやはり心配をかけたようだ。

帰宅してからも酷い水下痢なのでその日の夕食は抜き。 下痢止めをシリンジで飲ませてからまた、水不足にならないように水分の摂取量を観察したがほぼ大丈夫そうだった。

よくよく考えたらゼウスがチキンを盗み食いした日はゼウスの4歳の誕生日の一日後。

今回、誕生日には特になにもしなかったのでゼウスったら勝手に一人で祝ったのかも。(笑)

デイケアでは何故かゼウスのドアップの写真があった。
だんだん白い毛が増えてきたような、、そんなに一人で急いで歳をとらないでいいんだよ。
ゆっくりと歳とっていこうね。


2012年4月17日火曜日

結果を出したがるお国柄

またゼウスの事で大きく夫と衝突した。

きっかけは昨夜グリルで焼いたチキンをゼウスを盗み食いされた事。(笑)
自分達が食べた後、キッチンカウンターに熱いから、、と胸肉8枚程(一週間分、サンドイッチの具等になる)を冷まして おいたらやられてしまった。

この一年程盗み食いはしなかったゼウスなので私は驚いたが、、ゼウスが誘惑に勝てなかったのも仕方なし。 宿題するからチキンは荒熱をとったら冷蔵庫にしまってね!と夫に頼んだはずなのに。
とにかくキッチンカウンターに置きっぱなしにした私と夫が悪かった。

それ以上に、チキンは照り焼きソースで何日もマリネしてあったものなので犬には塩分過剰で心配だった。

私は二階で勉強中。 数時間後、夫がブーブー文句たれに来て何が起こったのかわかった。
この時点で私がゼウスを叱ったとしてもゼウスは何で叱られているのかが分かる筈ないので無駄。

私が怒らないのを見て大いに気に食わない夫が怒り爆発。
ゼウスを怒鳴って怒りにまかせてカラーを素手で持とうとしたらゼウスが低い声でガルルル~と唸った。
夫のアプローチの仕方では当然予想された事なので、私が即ゼウスと夫の間に割って入り事無きを得た。

去年ゼウスに噛まれた夫がまた同じ事をしようとしてる。 学ばない男やな~。
自分の犬を噛み犬にしないのも飼い主の仕事。 どうやら夫は飼い主では無いらしい。

ゼウスに唸られた事がまた火に油を注ぐ結果となり怒り心頭の夫でありました。 こんな犬いらない! とまたいつものセリフがはじまった。(笑)

以前書いたが夫の先代犬のボクサーは躾も何もしなくても人間にも他犬にもOKなおりこうさんだったらしい。 それをゼウスに望んでもね、、、。

すぐ結果を出したがるお国の人にはゼウスの生涯教育は耐えられないのかもしれない。

2012年4月15日日曜日

ジャックラッセル

昨日、土曜日の午後はゼウスと共に近所の田舎道を5キロ程散歩。

途中、放し飼いされているジャックラッセルテリアの家の前を通る。 案の定今日も道の外まで出てきてこちらに向かってワンワン吠えているのが数十メートル手前から見て取れた。

怖いもの知らずのジャックラッセルは自分の倍以上あるゼウスに平気で向かってくるので私がヒヤヒヤする。 もしもゼウスの堪忍袋の尾が切れてしまったら、、と心配でたまらない。
以前はどうして良いか分からずゼウスと二人して走って逃げた事も。 

ジャックラッセルを飼っている家は外から見ても豪邸なのに、どうして放し飼いにしているのか全く分からない。 田舎道を飛ばしてくる車にいつはねられるとも知れないのに。 いつもかわいそうに、、、と思う。
ジャックラッセルの名前はビスケット、夫はそのうち車にでも跳ねられてパンケーキ(日本で言うホットケーキ)に改名だな、としゃれにならないジョークを飛ばす。

以前、ジャックラッセルにコマンドをかけ動きを止めたことがあったが今回は別のアプローチを試みた。

まず深呼吸を数回して姿勢を正し胸をはる。 そして堂々とジャックラッセルへ向かってゼウスと共に歩き出す。 ゼウスからはリードがタラ-ンとゆるゆるの状態でテンションは感じられず。

そして5メートルくらい傍までくると、ジャックラッセルは吠え止みプイッと 横を向き方向転換して私達とは逆の横道へ入っていった。

やった!ジャックラッセルのスペースを奪う事に成功。 エネルギー勝負でジャックラッセルに勝った。 
これが、Cesar Millan の言っている犬が相手のエネルギーを感じる、、という事かと納得。

こちらのエネルギーをゼウスまでもが感じ取ってリードが全くゆるゆるの状態でもあった。
逆に以前、ゼウスと共にジャックラッセルから逃げた時はリードにテンションがかかりまくりで大変だった。

このような練習をもっと積めばゼウスの神経質さも軽減できるのかもしれない。
まず飼い主があせらず騒がずリラックスして堂々とした態度でいる事。 
Cesar Millanは あなたの犬があなたの所に来たのは理由がある、、と言っていた。 
恐らく私自身がある意味神経質なのでそれを気付かせる為にゼウスが私の所へやってきたのかもしれない。 

お互いナーバスなエネルギーを出さないよう、ゼウスと共にがんばろうと思う。



2012年4月14日土曜日

TGIF

怒涛の一週間が終わり、昨夜金曜日に一息つけた。

金曜日は一日中外出なのでデイケアにゼウスを預けてね!っと朝5時に家を出る前に夫に頼んだ。
本当は精神科病棟でのクリニカルが終わった後、ラボに直行する予定が、、なんとなく胸騒ぎがしたので一度帰宅してみると、、、ゼウスが尻尾フリフリお出迎え。
帰宅してよかったよ! 時間も無かったのでそのままゼウスを車に乗せデイケアへ預けて大学へ。

フラットコートのブラウンラブ? の向こうのゼウス、、今日も楽しんだようです。

ボール遊び、、絶対にボール取れなそうなゼウス。

Organic ChemistryのUnknown: 物質名不明の液体・固体も何回か実験をやり直してやっと物質名が判明。 先週は全然メドが立たなくてあきらめそうになったのでうれしい。

そして金曜日のメイン行事、精神科病棟でのクリニカルとグループアクティビティのデモ。
今回は非常に重い患者さんが重なり考えさせられる事が多く、逆に患者さんのデプレッションがうつって気が滅入りそうになった。 
しかし教授からはプロフェッショナルの何たるかを諭され、数時間後には自分の中では一応一線をひく事は出来た。

グループアクティビティのヨガのデモンストレーションは成功。 
見学者は多いけど実際に参加してくれる人は半分にも満たないだろう、、、と思っていたら何とクラスメート達をはじめとして全員参加してくれた。 こちらがビックリだった。 

木曜日にOrganic Chemistryの実験を夜になって終えてから夫のIpodを借りてヨガのデモに使う曲を選曲してダウンロードするのに一時間以上かかった。

意外とヨガに使える曲は少ない、、いかにもヨガをやってます!なニューエイジな曲は趣味でないので低く連続的に流れるリズムのパーカッションとワールドミュージックを合わせた様な曲を探すのに手間取ったがうまいこと見つかった。
そして人様に教えるヨガの基礎ポーズの全体の流れを何度か復習し、、、気が付くと夜中の2時、、その後は4時起きだったので気分的にはキツかった。

ヨガは日本で少し、、そしてNursingに入学してからスタジオへ通ってはいたが人様に教えるの初めてで ヨガが初めての人にも楽しめるように全体の流れを作るのに時間がかかった。

デモは皆真剣に動きを真似してくれて質問も飛び交い正直、こんなにヨガに興味を持ってくれたのかと驚いた。

さてと、週末は有機化学と精神科のレポートを仕上げるぞ!


2012年4月10日火曜日

もう芝刈りの季節

週末に近所の家はもう芝刈りをしていた。
今年は暖冬だったせいかいつもよりも一ヶ月程早い。 仕事を止めてからしばらく芝刈りは私の仕事だったが去年、新しい芝刈り機に買い換えたら夫が自分でやると行って触らせない。
ははは、 先代の芝刈り機は私が何回もぶつけたせいで(何でだろう? 車の運転は平気なのに芝刈り機の運転は超苦手だ。) バンパー部分があちこちへこんでしまい無残な姿になってしまった。(笑) 

先代の芝刈り機はトラクターのようにまたがって乗る感じ。 新しい芝刈り機はゴルフカートのような感じでスピードが先代よりもかなり出る。 まあ、夫が芝刈りしてくれるのでかなり助かる。 

本日は有機化学のラボではカルシノジェン(癌を誘発)する物質を使ったが、自分にかけてしまうバカをした。 人にかけてしまうよりはましだったけど。 
でも、いくらカルシノジェンと言っても実験で使うものはどうせかなり薄められてるだろう、、とたかをくくる。

ゼウスは一日中デイケア。

 今日もトレーナーにくっつき虫。

 トレーナーの傍は安全ってのは分かるけど、、もう少し皆と遊んでおくれ~。


2012年4月7日土曜日

外側からは想像出来ない凄いレストラン

昨日の夜はボストンからイースターで里帰り中の大学時代の友人と夫を交えて食事。

7時にレストランへ予約を入れ、それまでにレポートを仕上げなければ、、と思った。

自分のベッドだと昼寝になってしまうので普段寝慣れないゲストルームのベッドに少しの間横になったつもりが、、、チーン、、、討ち死に。

ふと目が覚めるとゼウスがこんなかっこうで覗き込んでいたので再現。
ゼウス: ねぇ、、起きたの?
はいはい、、、 こんな時は気分転換に散歩だね。 

風が冷たかったので近所を少しまわってからフロントヤードでロングリードを使い呼び戻しの練習。 そして30m程私とゼウスの距離がある状態でSit,Down,Stayの練習を久々にした。 
障害物が何も無い状態だったので呼び戻しは当然100%だった。 
今度は日曜日にでもわざと人や車が通っている時間帯を選びロングリードで呼び戻しの練習した方がよいな~。

予約を入れたレストランはこの間見つけた所で、外装と内装のギャップがあまりにも違い過ぎて強烈。 実は2年前からあったそうだが、外装からはとてもしっかりしたレストランとは想像も出来ず。
新しく出来たピザ屋かな? と車でよく通り過ぎていた所。

オンラインでの評価があまりに良いので半信半疑で一ヶ月前にはじめて行ってみると、、、まず内装があまりに素敵でため息が出た。

日本で言えば、定食屋の扉をあけると、磨き抜かれた空間に女将さんが三つ指ついて出てきてしまう、、ような。 凝ったつくりの中にも落ち着きを感じられてこのエリアにありがちな、女神の像や噴水を置いてしまうイタリアンレストランとは大違いだ。
外側と内のギャップにとにかく驚いた。

頼んだマグロ料理もセントラルニューヨークにしては外側はパリッと、中はしっとりとレアでたたきのように調理されており味も文句なし。
日本と違い(日本はどんな田舎に住んでいても車で一時間程も飛ばせばおいしいレストランの2,3はある、、という先入観がある自分) アメリカの田舎でおいしいレストランを探すのは至難の業だ。

これならボストンから来る味にうるさい友達も大丈夫そう。
案の定彼もその日のスペシャルのマヒマヒ(魚)料理に満足してくれたようでもうじき婚約する彼女を連れて里帰りする時は彼女をここに連れて来たい、、と。

久しぶりに笑えて楽しい夜となりました。


2012年4月6日金曜日

あっという間に週末

今週は昼を食べる暇も、変な話だがトイレに行く時間もなく目まぐるしくあっという間に一週間が通り過ぎた、、という感じだった。

金曜日の今日、精神科病棟でのクリニカルを終えてやっと一息つけた。

あ~! これを書いている間にくっさい~ゼウスが屁をこいて逃げた。 どうして逃げる? 自分も臭いから? ったく~。

今日の患者さんとの対話は看護師さんが付き添ってくれた。 たまたま自分が割り当てられた患者さんか難しいケースだったかららしい。
自分のセラピー対話技術はまだまだ、、と実感する。  至らない所で言葉を付け加えたりしてくれて本当に助かった。 
また、一般的な妄想パターンについての説明はテキストよりも分かりやすかった。 

精神科の試験結果がオンラインに出ていた、、87点。 
自分でそんなにミスしたとは思っていなかったので本当はがっかりした。 20問近くミスった計算になる。 それでもクラス最高点ではあったので複雑な気分だ。
これをバネに次に向けてがんばらねば。

精神科の病例の多くはストレスと関係があると考えられている。
ストレスを貯めない様に、、と口では簡単だが現代社会では本当に難しい事だと実感する。

次回から2~3人のグループごとのプレゼンで患者さんとのグループアクティビティを開催する事になった。 
私達のグループではヨガをする事に決めた。
ストレッチとメディテイションでのリラクゼーション効果でストレスを軽減するテクニックを伝授できたら、、と思う。


2012年4月5日木曜日

ストレス

昨日、一昨日と二つ試験が重なった。 
Nursingの精神科の試験と有機化学の小テスト。
有機化学の小テストは一番成績の悪い小テストは一つのみ落とす事(成績に入らない)が出来るので今回は割愛して精神科の試験に集中。

案の定の小テストの結果は多分悪そう、、、精神科は今回集中したせいか多分大丈夫。

そんな中、西海岸で元看護学部の生徒が大学に押し入りクラスで銃を乱射、、のニュースを聞いた。
Anger Managementが出きずに退学になったのを恨んでの反抗らしいと聞く。
また、英語のアクセントを馬鹿にされたのも原因かも、、とニュースでは言っていた。

看護学部はカリキュラムがキチキチのギリギリで入っているし数回のミスで落第、(学部から切られる)事もよくある。 人の命にかかわる仕事なのでそれも仕方ないと思う。
いずれにせよストレスの多い学部ではある。

その中でAnger Management が出来ない、、Coping Mechanism(自分の中である程度のストレスや怒りを処理する能力)がないのは致命的でリハビリやセラピーへ通って克服しない限りはやはり看護学部退部は当然だと思う。

また元看護学部と言う事は人をRespectする事がどれほど大事なのか学んだはずなのに銃を乱射して人の命を奪い取る、、ストレスや他の要因で精神が病んでしまったとしか思えない。

ストレスのマネージメントは本当に大切だ。

2012年4月1日日曜日

命をつなぐリード

昨日の出来事。 夫はドリルウィークエンドで休日出勤。 
午後、勉強の合間にゼウスと一緒に近所を散歩へ。 はむかいの家では半年くらい前から子犬を飼い始めた。 6ヶ月くらいのブラックラブで大きさはゼウスの三分の一くらい、日本で言う中型犬くらいはある。

飼い主の男性と子供達がフロントヤードで子犬と遊んでいた。 挨拶して通り過ぎようと 気が付いた時にはそのブラックラブの子犬が道の反対側にいる私たちを追いかけてきた。

その時、結構な速度でこちらに近付くジープが目に入る。 きゃーダメだ! 子犬がひかれる!
飼い主の悲鳴、車の急ブレーキの音、そしてその向かいの家のフロントヤードにいたパッチ君(アルゼンチンドーゴ) が吠えまくりまるでカオス。

幸運にも車は子犬の前で止まった。 子犬は喜んでふっ飛んできてゼウスにじゃれつく。 
デイケアで他犬には慣れたとは言え リードしている状態だし、また『小僧、オレ様の方が格上だ! ガルルルルー!』 と威張りかねないのでゼウスには伏せさせた。
ゼウスは素直に伏せて子犬がゼウスの周りをワシャワシャと飛び回っている。

はやく子犬を捕まえておくれ~!!  飼い主はなかなか捕まえる事が出来ずにとても長い時間に感じられた。
やっと捕まえて謝って道の反対側に引き返す飼い主。 

その間止まっていた子犬をひきそうになったジープを運転していた女性が 『あなたのジャーマンシェパード本当に良い子だね! うちにもジャーマンシェパードがいるけど同じ状況で伏せている事は無理。 素晴らしい子だわ!』  とゼウスをメチャ褒めしてくれた。 

いや~私もすごくあせっていたし(その気持ちのブレが伝わるから本当はあせっちゃいけないんだけれどね)、ジャーマンシェパードの飼い主は飼い主同士苦労が分かるんだなと思う。

で、飼い主と子犬が敷地へ入ったのを確認してからすたこら歩いているとまた後ろから悲鳴が上がり子犬がこちらへ猛ダッシュしてきた。
ひえ~またかよ! またまた車の急ブレーキの音!
車を止めた子犬はゼウスのまわりをうれしくてワシャワシャと飛び回る。 ゼウスには座れをさせそのままマテ。 座りながら子犬の匂いをクンクン嗅いでたけど、、、仕方なし。
時間をかけて子犬を捕まえ またごめんなさい!と引き返す飼い主。  あーあ。

何だか散歩する気が失せて家へ歩き出すと、、なんとまた子犬が脱走!後ろを追ってきた。 今度は車は来ていなかったので良かったけれど。 おいおい、あんたの家にはリードが無いのか? と聞きたくなった。
その子犬、カラーはしていたのでせめてカラーを掴んで放さないくらいしないと、、。

リードは犬を拘束するのではなく犬の命を守る道具、と私は認識している。
去年の夏、リードをしていなかったせいでゼウスの命と隣家の旦那さんを危険にさらしてしまった私の経験でもある。

飼い主がすまなそうにゼウスのマナーを褒めた上でいったい何処でトレーニングを受けたか聞いてきた。

ゼウスとは生涯トレーニングでMasumiさんのとのメールセッション、Cesar Millanのオンラインセッション(最近閉鎖されてしまったらしい)、 隣人を噛んでしまった事件の後デイケアのトレーナーの元でリハビリ、といろいろあった。
とりあえず身近な所でデイケアを教えた。 きちんと散歩をしてこの辺りでありがちな広いヤードに放牧するだけで散歩に行かない飼い主にはならないように心から願う。

デイケアのお気に入り写真。 ゼウスとジャーマンシェパードのペアとロットワイラーのペアにボーダーコリー。 強面の犬が多いけど皆で遊ぶ事も出来る。