2012年7月30日月曜日

また小型犬が来たよ

日曜日、のどかな昼過ぎ、私はオリンピックを見ながらうつらうつらとリビングで至福の時を過ごしていました。

静寂がいきなり破られ 『ゼウス!! (怒)』 夫の怒声が外から聞こえてきた。 あれま!またゼウスが何かやったか?飛び起きて声のした方の裏庭のデッキへ出てみると、、、小型犬がフェンスのまわりを走り回ってゼウスに吠え掛かっている図だった。

事情を聞くと、、前に見た3軒隣の小型犬がまた我が家のフェンスの中まで入ってきたそうだ。
(これは先月の写真)
それに気が付かずに夫がガラス戸を開けてしまった為、ゼウスが小型犬めがけてダッシュ。
次の瞬間には小型犬に覆いかぶさって首根っこを口でつかんでデッキに押し付けていたそう。 
俺様の庭でいったい何やってる!? というドミナントな行為ですね。

夫の怒声の放せ!のコマンドで瞬間ゼウスが小型犬を放したらもちろんダッシュで逃げていった小型犬。 でもすぐに戻ってきて今度はフェンスの外からゼウスに向かって吠え掛かっていた。

とりあえず間にフェンスがあるので安全、、小型犬もゼウスの目の前でフェンスをくぐって入るという馬鹿はしないだろう事で少しの間ゼウスの行動を観察してみた。
ゼウスは小型犬のフェンスファイトに参加する事は無かった。 ひたすらうろうろと鼻でクンクン匂いを嗅ごうとしている。 
夫にはゼウスを叱るのを止めてもらってもうしばらく観察していると、、、多分3軒隣が気が付いたのか飼い主の呼び戻しで小型犬は走り去った。

やはりゼウスはドミナントなヤツだと思う。 弱気なくせにドミナント。 ただ、小型犬に怪我を負わせずに放す事が出来たのは偉いと正直思った。

父とゼウス。 弱気だからプールカバーの上に落ちたボールを拾うのもへっぴり腰。

これに懲りてもう我が家に小型犬が来ないと良いのだけど、、学習してくれたかな?
ともかくも両方に怪我が無く事故にならずに本当に良かったです。

2012年7月28日土曜日

CNY Jazz Fest

今週末の金曜日から土曜夜にかけてセントラルニューヨーク(CNY)ジャズフェスティバルがダウンタウンシラキュースのクリントンスクエアで始まりました。

会場ではワインの試飲会や即売がありジャズとワインの両方が野外で堪能できるイベントです。 アメリカではレストランやバー以外での公共の場所での飲酒が禁じられているのでこういった野外イベントは珍しいのです。

本当は土曜の夜のラインナップが好みだったので土曜日の夜行く予定でしたが夫の仕事の都合で急遽金曜日、昨夜行ってきました。 
最近部署の移動があり忙しい夫は疲れているから行きたくない!とブーブー文句言いましたが、車は私が行きも帰りも運転するからという事で妥協。

会場へ付いたのが8時頃。 ワインの試飲会が行われているテントへ直行。 (えっ、、ジャズじゃないの?って)
今回はRobert Mondavi のプライベートセレクションラベルが一通り試飲出来ると言うので楽しみだったのです。 Mondaviのプライベートセレクションラベルは一本25ドル前後するので普段飲み用には高くてあまり買っていません。  それが10ドルで一通り試飲できるとは行かなきゃソンというもの!(笑)
試飲担当のバーテンダーとワイン談義に花が咲いたりして長くなり試飲会場を出たのが10時近く。 その間もちろん聞こえてくるジャズはしっかり堪能しました。 (笑)

10時からはその夜のトリのアーティストがメインステージで演奏します。
会場となったクリントンスクエア。 ちなみに入場料はタダなのがうれしい。

メイン会場のまわりの小さなテントでも演奏しているのでこんなに身近でジャズを楽しめます。

昨夜のトリ。

11時近くにコンサートが終わり、会場近くにある夫の好きなビールバーへ立ち寄ってから食事して帰宅しました。
もちろんしっかり私が運転して無事、ゼウスの待っている我が家へ帰宅。 ほろ酔い気分の楽しい夜でした。

2012年7月27日金曜日

7月12日

この日は大した事もなく終わってしまったような、、、。 朝食後、庭をざっと見てその後は両親は時差ぼけで午後2時半くらいまでご就寝。 
その間、私は提出期限のせまっているLife-span Developmental Psychologyのレポート6つのうち2つを書き始める。 6つのうち4つは短いレポートでOKなのが有難い。 

夕方はPrice Chopperまで買い物へ。 大きなPortabella マッシュルームを見つけてビックリする母。 日本では無いらしい。 ハンバーガー大くらいあるマッシュルームです。

これをみじん切りにして、、なんとカレーへ投入。 きのこは大嫌い、でも日本のカレー好きな夫にもバレずにおいしいと食べていました。(笑)

夕方ゼウスは父とボール投げして遊んでもらいました。

2012年7月26日木曜日

夏の記憶 7月11日

両親が一昨日帰国しました。 夏のメモリーとしてこの2週間、何をしたのかブログで整理したいと思います。

7月 11日 (水曜日) 
夕方の便で両親到着。 私のシビックではゼウスも荷物も乗り切れないので夫のピックアップトラックと2台でSyracuse空港まで出迎え。

ゼウスが空港へ行く途中ピーピー鼻泣きしてうるさい。 知らない道を通るといつもピーピー泣き出す。 ヘイ!と叱ると一瞬静かになるが2、3分でまたピーピーが始まる。 うざいけれど空港まで45分の道のりを耐える。

屋内駐車場が満車で仕方なく炎天下へ青空駐車。 暑くて太陽が肌に突き刺さる感じ。 40度くらいはいってそうだ。 駐車場から空港まで500メートルくらいか? この炎天下、アスファルトの上を歩くゼウスは暑かろう、、。 ごめんよ。

両親は到着ロビーの外で既に待っていた。 あれっ飛行機予定通りだったんだ、、。 珍しい。
感動の再会だけれども、ゼウスが居るので気が抜けない。 両親の傍へそっと近寄ってみる。 
あれれ、、、ゼウスは両親を見ようともせず顔をプイと横へ向けてしまう。 これは相当緊張してるな、、。 持参したおやつを父からあげてもらうも、、やはり食べない。 

用意してきた水をあげたら水はゴクゴクのんだ。 両親がゼウスに触っても気にしない、、と言うか無視してる。 あ~あ。 先が思いやられる。 
あまり進展もないのでとにかく暑い空港から逃げ出すように車で家へ。

夫とゼウスそして父は私のシビックで。 私と母は夫のピックアップトラックで帰宅。
帰宅してまず、両親から家へ入ってもらう。 ゼウスは一番後。  特に縄張りを主張するような行動は無かったのでとりあえず、プロングカラーを付けたままフリーへ。

家へ入ってから20分後くらいか? 父がおもむろに外のデッキへ出た。 ゼウスが父の動きに反応するか? と思い私もデッキへ出ると当然ゼウスも付いてくる。 
外のデッキの椅子へ座りくつろいでビールを飲みだした父にいきなりゼウスが頭を低くして尻尾をブンブンさせて近寄る。 そしてお尻を高く上げて遊ぼうよ! のポーズ。 
はぁ~~。 急にそのポーズかい? 父が頭を撫ぜるとスリスリと体を擦り付けて喜んでる。

とりあえず私の任務は終了。 これでゼウスも父も大丈夫。

後は酒豪の我が家の家族一同、Dinnerとビール、ワイン、ウイスキーの飲み会へ突入した事は言うまでもない。
これが一日目の出来事です。

2012年7月24日火曜日

日本からの来客

日本から両親が2週間遊びに来てブログのアップが出来ずにご無沙汰してしまいました。

一番の心配事はゼウスが両親にうまく接する事が出来るのか? 2年前に会った両親を覚えているのか?

縄張り意識を持たせない為にゼウスと一緒に空港まで両親を出迎えました。 既に到着ターミナルの入り口で待っている両親を見てゼウスはワサワサと落ち着きません。 近くによっても両親の目をみない? と言うか見ようともしないので不安定な精神状態。

この行動に一抹の不安を覚え、おやつをあげてもらいましたが半分くらいは食べようとせずに 暑さも手伝ってひたすらハーハーしているゼウス。 う~ん、、あんまり良くないゾ。
これ以上暑い空港に居ても仕方ないのでとりあえず車で自宅へ。  プロングカラーとリードは付けたままでまず家に両親から入ってもらって様子見です。 

ゼウスは女性に対しては大丈夫なので母の事は心配していませんでしたが男性には警戒心を露にするので父に対しては要注意。 しばらくの間私がゼウスと父をストーカーして父の安全を第一に考えました。

でも、20分程してから2年前にたくさん遊んでもらった父を急に思い出したのか? いきなりスリスリと父に寄って行って尻尾ブンブン、あの頭を低くしてお尻を高く上げて遊ぼう!のポーズをゼウスが取った時点でほっと私も一息つく事が出来ました。

その後は父とは大の仲良し、遊び仲間になり私の心配事もお終いです。

毎日のように夕方涼しくなってから父とボール遊びするゼウス。

デイケアで作った傷跡もやっと毛が生えてきました。

2012年7月7日土曜日

Dog Whisperer Final Season

今日からシーザーミランのDog Whisperer ファイナルシーズンがはじまりました。 今回でファイナルとは本当に残念。 実はゼウスが来客やTVに吠え掛かる姿を録画して番組に応募したいネ! と話していた矢先の事でした。

シーザーは次の番組があるのでまたそこで新たに応募するチャンスがあるかな?

これを機会にまた、TVへの吠え掛かりを止めさせる練習を開始。 どうもTVに出てくる動物が実際に家の中にいるもの? と思ってか単に視覚からの動物の刺激が大きすぎるのか? TVに動物が出てくると吠えて大騒ぎするゼウスです。

犬がたくさん出てくる Dog Whisperer はまさに格好の教材。 まず吠えを即止めさせる事が出来るようリードをゼウスに付けました。 

そして番組開始。 犬が出てきて最初の数回は吠えガウりました。 素早いコレクションで吠える必要は無い! と教える事最初の2分程でし~んとなりました。 
コレクションと言うよりも犬を驚かせると言った方が良いのかな。 シーザーやMasumiさんの方法を見ている人なら分かると思いますが、、チョンチョンと驚かせて悪霊退散! みたいな感じです。

悪霊退散して自ら横たわるゼウスの視線の先には、、、。

清々しいシーザーが。

お陰で2時間の番組を静かに見る事が出来ました。 これは初めての快挙です。
やっぱりやれば出来る! 今までの私の教え方が悪かっただけなのかもしれない。 

番組中1時間程で見飽きたのか、何とTVが見えないホールへ勝手に行って寝ている程リラックスしていました。 あり得ない展開です。 
今までTVに何時動物が出てくるのか? とハーハーしながらまるでTVに取り付かれたように見入っていましたから。

今回のファイナルシリーズのエピソードはイギリスで撮影されています。 イギリスのアグレッション持ちの子や他の犬とどう接すればよいか分からない犬、 飼い主を無視する犬、 ハイパーな子のリハビリ等を見る事が出来ました。 その上初回のせいか2時間粋だったのでエピソードがてんこ盛りで得した気分です。

でもシーザーの次の番組があるとは言えファイナルシーズンなんてやっぱり寂しいですね。

2012年7月3日火曜日

事故

デイケアで楽しく遊んでいたゼウスですが、、、。

あっ、同じGSDのリリーちゃんにボールをとられちゃった。
その後ろではグレートデーンを筆頭に井戸端会議中。(笑)

ボールはボクの命サ。 横ではまったりとプールに浸かってる子も。

帰宅した後は、よく食べ よくTVに吠え 全く普段のゼウスでした。
寝る前にいつもざっとゼウスの体全体を触って変な腫瘍が無いか等の異常をチェックしています。 そんな時、わき腹をひたすら舐めてべっちょりの箇所がありました。 毛を掻き分けてみてみるとザックリ切れている。
ちょっと噛まれただけというよりも皮膚が4センチ程無くなっていた。 ゾゾゾー! 以前の私だったら皮が無くて肉が見えていたりしたら、、ぎゃ~!!と応急手当所じゃなかった。 

看護大学で慣れたせいでとりあえず水を固く搾ったガーゼで傷の汚れを拭きペット用の消毒液を塗り応急措置。 ゼウスの体温と心拍数を取り(大袈裟) 正常値だったのでまず安心。
しかし、、今まで気が付かなくてごめんよ~ゼウス。

朝、獣医に連絡して動物病院へ。 その病院では初めて見る新しい女医さんです。
『私の家にもよく似たジャーマンシェパードが居るのよ!』と笑顔で大きなゼウスを怖がる事なくゼウスの体中触って診察してくれました。
よく見てもらうインド人の先生は良い先生だけれど診察中、おっかなびっくりゼウスを触るので怖がっているのが非常に分かりやすい先生。(笑) そうするとゼウスも余計にナーバスになるという悪循環で困っていました。  
ラッキー! 今度からはこの女医さんに診て貰おう。

傷は固まりかけているので縫わずに毛をそって消毒、そして抗生物質で2週間様子見、という事に。

ママ、何で夜中まで気が付かないんだよ! by Zeus

当分は家でフテ寝か?

残念だったのは わき腹を皮膚が千切れる程噛みつかれたらゼウスも悲鳴上げるはずだと思うし、、もしくは喧嘩になったか?
デイケアへ迎えに行ってその日の様子を聞いても今日も良い子でした、、としか言われなかったので全く夜まで気が付きませんでした。 デイケアには噛んだ、噛まれた、、のリスクがあるという事は十分理解しているつもりなので獣医代を出して欲しいとは全く思わない。 そういった危険を承知でデイケアへ通わせています。
ただ、、せめて一言言ってくれれば直ぐに処置できたのに、、と残念。

という事はデイケアのトレーナーが気が付かない所であった喧嘩なのか? まだこの事はデイケアに話していませんが傷が乾くまではどっちみちデイケアはお休みです。

2012年7月1日日曜日

悪いヤツ

昨日はお客さんを迎えてのディナーがありました。 本当はゼウスはデイケアのボーディングに預けようと思っていましたがいつもそうやって来客を避けていたのではゼウスが学ぶ機会が無い、、と考え直して今回はゼウスも同席。

家の外でお客さん達と引き合わせて挨拶をさせお客さん達の匂いをしっかり嗅がせた後、実際に家に入ってもらいました。 家の中フリーにして一応ゼウスはマズル着用。 

リラックスした良い感じでお客さん達に自らスリスリ媚び媚びしていたのでこちらも安心していたのですが、、、。 お客さんがトイレへ立つと 出た~! トイレへ突進してガウ犬に豹変。
ガウった時はマズルをしていたしゼウスをお客さんからすぐに引き離す事も出来たので本当に良かったと思います。 

ただ、本当はそうなる前に、お客さんが立ちあがった時点で私がゼウスを牽制してガウらないように対処すべきでした。

ガウった後はトイレから出てきたお客さんの元でまたスリスリ。 でもお客さんの身振り手振りを加えての話にはまた数回ガウりました。

やはり縄張り意識 + プレイドライブ + 飼い主である私や夫の判断を待たずに自分で物事の決着をつけようとする気持ちが強いのだと思います。

ガウった後、必ずガウの対象になったお客さんの元へ連れて行き触ってもらいました。
マズルも何回かはとる事も出来、裏庭でお客さん達とボールで遊んでもらう事も出来ました。ボール遊びの間は完全にお客さんの僕となりダウンのコマンドにも100%従います。

振り返ってみると少なくとも家の中に人を入れられるようにはなったので進歩だと思います。 これに懲りずにもっともっと経験を積ませなければ次の進歩はない、、と感じました。