2014年11月12日水曜日

Whiteface mountain & Bear

昨日はWhiteface、NY州では標高5番目の山へチャレンジしてきました。

Whiteface山頂にて。 後ろに見えるのはLake Placid。 2回冬期オリンピックが開催されました。

本当はWhitefaceは、日曜日に仲間達と行くはずだったけれど起床遭難して行く事の出来なかったリベンジ。 前から雪のある時に行ってみたかった山のひとつ、そして久々のソロ。

少し早い雪山を楽しんできました。

3:00 起床
4:30 家を出発(しっかり準備してなかったのでパッキンングの確認に手惑う、ちゃんと前日に準備しろよ~自分!)
8:15 トレイルヘッド着、装備の再確認、登山靴に履きかえ日焼け止めつけたりゲーター付けたり、、
8:30 トレイルヘッド出発



標高を上げるにつれて雪が出てきました。

標高をどんどん上げて登山道が完全に雪道になったあたりで比較的新しい熊の足跡が登山道にあるのを発見。 ペタペタ登山道を登ってます。 しかも一頭だけでなく少なくとも2,3頭の大きな足跡。 クマも登山道をハイキング中らしい。(汗)

ヤだな~~でも3時間もドライブしてここまで来たのに足跡で撤退するのはイヤだ。
こちらの存在を伝え熊との思いがけない遭遇を避けるために時折 ”Hello~!!” と叫びながら歩きました。

何回目かの”Hello~!!” の直後に私のすぐ左脇で黒い物体がのそっと立ち上がりまるで馬がするように ”ブルルルル❢” に似ている音を立てて体についた雪を払いのけるよう身震い!

クマ 熊 黒クマ ☆  

こんな時にあせって逃げ出すと追ってくる事は分かっているので ゆっくりそのまま登山道を登りました。 落ち着いた毅然とした態度で、、、でも心の中では追ってくるなよ~!! と祈りながら。(笑) 5メートルくらい進んで追って来ない事が分かりホッ!!

クマの姿が見えなくなるくらいまで距離をあけた後はズンズン早歩き~。 でもトレイルにはまだクマの足跡があるので油断は出来ずに ” Hello~~!” を連呼しながら。

森林限界を超えアルパインゾーンに入ると足跡が無くなりました。 ここでほっと一息。

山頂に見える展望台。 夏は有料道路で車で山頂まで上がる事の出来ます。


雪をマイクロスパイクでサクサク踏みしめながら、、今年初めての冬山。


山頂は風もあまりなく絶好の登山日和でした。

お陰で山頂ではお昼を食べたり1時間程ゆっくり過ごしました。 どうやって下山するかを考えながら、、。

しばらくするとハイカー3人が登ってきたのでクマの事を聞いてみると、、登山道に付いている足跡はみたもののクマとは遭遇せずに済んだそうです。

相談した結果クマのいるトレイルを降りるよりも、今は冬期でクローズされている有料道路を下った方が安全という事で距離は長くなるけれども道路を下る事にしました。

さよなら、Whiteface,また来る日まで! 

そうと決まれば道路を下る方が10キロ程長くなるのでハイカー達とバイバイして先に道路を降りはじめました。

稜線のちょっと下に見える有料道路。


道路からの眺めは綺麗でした♪


しかし、、延々と舗装され時に凍結している道路を注意しながら下るのはつらかった。
延々約18キロの下り。 でもクマに会うよりはましか、、、

無事に登山道まで3分の2くらいの地点にある今はクローズされている料金所まで2時間半程かけて到着。
ここまで来ればもう安心。


料金所脇にある池に木が写り美しい。

さらに5キロちょっとくらい?歩いてやっと駐車場に到着!!

道路を下るって結構つらい事でしたね。 トレイルを下るよりも足腰にくる感じです。

ハプニングもありましたが天気にも恵まれスリリングな山行となりました。
7:30 意外と早く自宅着。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。

    やりましたね!
    冬山ソロ登山!

    でも3時に起床とは?
    好きなことにはどんなに早くてもエンヤコラ~~ですね。

    やはり雪の山写真は気持ちがピリっとしますね。
    そして下山すると紅葉!
    お写真2度楽しめましたよ。

    それにしても黒クマちゃんに初めまして!とは?
    何も無くてよかったです。
    北海道では子どもたちが通学にクマよけに鈴を持っていますね。
    音がすればよいのかな?

    天候に恵まれての素敵な一日は私まで気持ちをアップさせてくれました。

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    1. Sarah mamaさん

      久々の冬山ソロ登山、クマと舗装道路で下山した事以外はとても満足でした。

      山へ行くのに朝3時に起床はまだ良い方で長距離ハイキングの時は12時半とか1時、2時起床は当たり前、、だったので実は少し楽に感じられました。

      黒熊に会う事になるとは、、一生の思い出となりました。 日本では熊鈴をよく使っていますね。 私も熊鈴は持っているのですがNY州のブラックベアーは逆に鈴の音に興味を持ってこちらにやってくるクマも多いらしく今年はまだ使ってません。

      北海道はヒグマが多いのでソロで登山はしたくないですね~。 肉食のヒグマと出会ってしまったら、、と想像するだけで怖いです。 
      アメリカ西海岸ではヒグマに相当するグリスリーベアー対策に銃等の武器を持ってハイキングする人も多いとか、、。

      帰宅してゼウスの顔を見て心からほっとしました♪

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